サムニングループによるリフォーム詐欺事件を巡り、虚偽説明で工事代金をだまし取られたとして、東京都豊島区の男性ら35人が、グループ4社や親会社「エム・エイチ・エス」の小川隆司元社長(42)=懲役8年が確定=ら42人に約2億8000万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は26日、全額の支払いを命じた。笠井勝彦裁判長は「根拠なく建物崩壊の危険性を指摘して不安をあおり、違法な勧誘方法で契約を締結した」と指摘した。賠償を命じられたのは4社と35人。うち小川元社長への賠償命令額は約1億8000万円。【伊藤一郎】

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