MC-11 グラップ・スーパーモード
今日のといず・くろすおーばーは!
オフ会で東京行ったついでに購入したおもちゃたちの紹介第一弾、マイクロン伝説よりグラップ・スーパーモードです!
グラップは……元の体に戻すことは出来ませんでした(byラチェット)
○キャラクター解説
サイバトロン軍の一員で肩書は戦術家。本来はコンボイたちと共に地球に訪れるはずだったが、出立の際に遅れ、合流はしばらく後(10話)のこととなった。パートナーマイクロンはリフト。
普段はさっぱりとして温厚だが、荒っぽく気の短いところのある江戸っ子タイプ。老け顔だが実際は若いらしい。
当初はクレーン車をスキャンしたボディだったが、33話でメガトロンに奪われたアストロブラスターによって瀕死の重傷を負い、翌34話でラチェットの手によって新造ボディにスパーク(TFにとっての魂)を移植されることで蘇った。初登場補正なのか、スタースクリームとホットロッドも一人ずつなら圧倒出来るだけのパワーを誇る。
強化前後で共通して、宇宙最強の剣スターセイバーを防ぐ唯一の手段である盾・コスモテクターを前線に送り届ける戦術の要として活躍する。
海外名はHoist(強化前はSmokescreen)。強化前後で海外名が違うのは、元は別人として玩具が設計されていた名残。
CVは宝亀克寿氏。MS IGLOOでアレクサンドロ・ヘンメ役、ONE PIECEでゲッコー・モリア役を演じている。
ちなみに劇中で「スーパーモード」の呼称はない。
○玩具解説
マイクロン伝説の中では後発となった商品。単体発売の他、アドベンチャーマイクロン3体とのセット販売もあった。
サイズは今でいえばデラックスクラスに相当する。マイクロン伝説トイにしてはアクション性が高いのが特徴。旧ユニバースではリカラー品のランサックが、同じく強化前グラップのリカラー品であるスモークスクリーンと対決セットになって販売された(バトルインボックス)。またギャラクシーフォース期にリデコされてロングラックに、BOTCON2006で本トイとロングラックのパーツを一部ミックスした物がダークサイドダイノボット(BWダイノボットのビーストスキャン前)になっている。
ショベルカーモード
色合いと形状のダブルパンチで何となくSFビークルっぽい外観。あと、心なしか運転席周辺がモスラの顔っぽい。
エボリューション!
うち、右側後部の物がエボリューションポイント。これでロックが外れて
正直、わざわざロックを起こしてショベルアームを動かないようにし、そこにマイクロンをエボリューションさせてスプリングギミックを解放、という二度手間になってしまっているため、エボリューションギミックの中でも一、二を争うほど必要性が薄い。
なお、ショベルアームは後部シリンダーを押し込むことで伸長するが、そのままではスプリングの力で戻ってしまう(写真ではTFの梱包でお馴染みの透明輪ゴムを引っ掛けることでアームを固定している)。
ロングラックやダイノボットではフォースチップ対応にリファインされており、ロック解除→アーム伸長からチップを引き抜くことで、伸ばした状態でアームを固定できるよう改良されている。
何かSFビークル感がさらに増した(笑)
ロボットモード
特殊な形状の両腕がパワータイプであることを強調するプロポーション。その割に下半身が意外とスマート。
そして上と横に巨大なショベルが油断するとすぐに見切れる。
老け顔
いい具合にオッサンくさいが、意外と劇中とは似ていない。当初は別人として設計されていたから当然と言えば当然。
……ということは当初、サイバトロンだけでスモークスクリーン、デバスター師匠(海外名スカベンジャー)、ホイストのトリプル親父顔を並べる予定だったというのか……
可動
右腕にはロール軸があり、ショベルアームの向きを変えられる。
左腕はロール軸と肘可動。ただしこちらも作業用アームのテイストが強い。
腰、股関節、膝の可動範囲も広く、大腿部にロール軸がないことを除けばポージングに不自由はない。立て膝も楽々こなす。
エボリューション!
ギミックやそれに付随する欠点はビークルモードに準拠する。
ロール軸で回転させることで、さまざまな表情を付けられる(ビークルモードでも回転は可能だが、回転させるものでもないので……)
また、ビークルモード左後方のジョイントは掌になるため、コスモテクターを自然に構えることも可能だ!
コスモテクターがないためパートナーマイクロンを盾にしているように見えるのは秘密。
スパークリフト
パートナーマイクロン。海外名はRefute。設定上は強化前グラップのパートナーマイクロン・リフト/Liftorが強化された姿とされているが、劇中では特にリフトは強化されることなくグラップ・スーパーモードの相棒であり続けた。
……つまり、スパークリフトは玩具オリジナルの存在ということに。
(児童誌の記事ではリフトがグラップもろとも破壊されるシーンが描かれたこともあるので、そこから強化再生されたという解釈と思われる)
ビークルモードギミック
転がし走行と連動で……挟むよ!超挟むよ! 何とも形容しがたいクワガタ車両である。結局何のビークルなのか分からないという……!
ロボットモード
あちこちで言われていますが、インセクトロンのシャープネルそっくり。何となくマイクロンの中ではがっしり体格のような気がする。
他のマイクロンたちと並べる
案の定、一回りくらいボリュームが違う……!
クワガタ部分を除いても、マイクロンとしては結構大柄な部類。
アクション
まあ、それなりに両手足が可動……って、腕の可動軸はこれ、肘?
一方グラップ本人は、巨大な片腕ショベル同士の戦い!
グラップ自身、スーパーリンクの頃は何をしていたか分からないTFの一人。海外では地続き世界観のギャラクシーフォースにも出ていなかったので、想像の余地がありすぎる。
個人的には、スーパーリンク期で新天地を求めて旅立ったマイクロンたちを護衛する任務とかに就いていたらいいなと思ったり。
というわけでグラップスーパーモードでした!
ギミック重視のマイクロン伝説の中ではギミックにあまりこだわっていないトイになっていますが、その分豪快に動いてくれます。おススメですね!