藤城展続き。

写真をまるまる貼ってはいけないと思ったので、トリミングしたものを貼りつつ感想。

とはいえネットで探すと、宣伝サイトなどで小さいながらも、まるまる画像が見れますが

(しかも宣伝用なので綺麗w)



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「後ろからライトを照らす」と前回書きましたが、こんな風に見えます。
木漏れ日と重なる葉っぱのグラデがとても綺麗です。

ここはオレンジで、ここは黒で。っていうメリハリが感動です。

水面だってこれ、手で切ってるんですぜ。難しいけど、楽しそうだ。


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次はこれ。CGだってステンドグラスにはとんでもない苦労なので、

頭が下がる思いでした。しかもこの優しいほわっとした光。

この暖かい光の中に少年が一人。かえってそれが寂しく思えてしまいます。少年は一人何を思うのでしょうか。


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猫のダンスパーティ。こういった集合体の絵が結構ありました。

人が固まると、当然、どこに黒を置くか。が難しくなってきますね。

カラーで何を目立たせて、どこに黒をおいてメリハリをつけるか、は勿論の事、

その黒がパッと見で何の形か、自然に頭でイメージできるように切らないといけません。

この方はそれが出来るのです。目も痛くならないし、パッと見て何だこれ?と思いません。凄いなぁ。


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ちっこいですが。

この馬車の細かい作業を見てください。

これが僕の脳を混乱させた技法ですw僕はこういうの苦手なので、

情報処理がプスプスと音を立てて、頭がカァーっと熱くなります。

普通に見てたらそりゃ、こうはなりませんけどね。僕は「どうやってるんだろう?」と真剣に見ちゃうので、

もう限界です!って頭がなるんですね。

出来る人には、もしかしたらそこまで難しくないのかもしれませんが。苦手な僕には、こういうのとか、

ダイヤモンドとか、もう厳しいです。


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僕が展示されているもので一番好きになったシリーズの表紙です。

ちと写真がなくてすいませんが、芸人の彼が、観客の前でステージに立つシーンなんかもあって、

そこでも、上の猫ちゃんのように、観客が黒とカラーの集合体となって表現されていました。

その絵が一番好きでして、一番後ろの客がうっすらぼやけているんですね。

遠近法がえらく気に入りまして。絵本が欲しくなったくらいです。(会場で売ってました)

金がないので、手は出ませんでしたが。少し残念です。まあでも、絵本より目の前の現物の方が

圧倒的に美しいので、心に残った絵で良しとします。



以上こんな感じで、写真をアップしました。

専門学校時代に、絵画展なんか行くと勉強になるよ。と師匠に言われ、確かに何回か行きましたが、

当時はなんのこっちゃ、どういう風にためになるのかイマイチでしたが、

今の方が、実際に自分の絵が上手くなるわけではないですが、受ける印象というのは、段違いで良いですw

前回言ったような、「いい意味で叩きのめされる」事がいかに自分を奮い立たせられるか。

というエネルギー源にはなっています。

これで画力があがりゃ言う事ないんだけどなぁ(*´ω`*)