どうも。オカルト研究部です。
続々と他の部も立ち上がり、
オカルト研究部もそろそろ部活動を、、
と考えていた時、
とっても素敵なイベントを発見!
第28回東京国際映画祭特集企画
「日本のいちばん怖い夜
~Jホラー降臨~」
一夜だけの“お化け屋敷付き”オールナイト上映
『リング』を手がけた中田秀夫監督の最新作
『劇場霊』の舞台挨拶付きジャパンプレミア。
そして!!
Jホラーの原点である
中田秀夫監督、黒沢清監督、清水崇監督の
“最恐”作品を一作ずつ上映。
さらに、中田秀夫監督・清水崇監督によるトークショー、
それに加え!!!!
毎年日本各地のお化け屋敷をプロデュースしている
五味弘文大先生による
特設お化け屋敷も楽しむことができるイベント!
いや、これは
行かないわけにはいかぬ。
そう考えました土井部長は
すぐさま池村副部長に連絡。
共に向かう勇者を募ったのですが
既読スルーの嵐。
寂しい。誠に寂しい。
え、皆、そんなに行きたくないですか、、?
心バキボキに折れたネガティヴ部長でしたが
「しゃあない、2人で行こう部長。」
と、言ってくれ、
チケットも取ってくれるという
優男100%のメガネ副部長のおかげで
部長の心も回復し、行ってまいりました!!!
お肌の曲がり角25歳、部長は
メイク全落しスッピンで参加。
クマがいい感じにホラー感出てますね。
さて、上映される映画のラインナップは
舞台挨拶の後、日本初公開の仲田秀夫監督最新作
「劇場霊」(2015.11.21全国ロードショー)
ジャパニーズホラーの先駆けとなった
中田監督初監督作品
「女優霊」(1996)
''第二のクロサワ''との呼び声も高い
黒沢清監督の名作
我らがクロム学園の青木校長先生も大好きな
「CURE」(1997)
''日本最恐のホラー''と話題になった
リングに続くジャパニーズホラーの代表作!
清水崇監督作品
「呪怨」(2003)
の、4作品!
この順番で上映されました。
新作以外でノミネートされてる作品、
ベストすぎひん?素敵やん、、?
もう惚れ惚れしちゃう!!!
寝ちゃうかなあ、、とか考えてましたが
もう寝てられん!夢中で見ちゃいました!
我々の感想を
・恐怖度
・ストーリー構成
・演出
・仕方なさ
を☆5つを最高として評価してみました!
(※「仕方なさ」とは池村が考案した評価方法で、主人公の取る行動がその場の状況に相応しいか、10人いれば8人がその行動を選ぶかどうか、についての評価です。)
まず最初の
「劇場霊」
<部長>
恐怖度:★
ストーリー構成:★
演出:★
仕方なさ:ゼロ
着色料てんこ盛りの駄菓子。
逃げるタイミングありすぎなのと、
逃げる対象である人形のチープさがひどい、、
コントのような登場人物の芝居が
逆に笑いを誘っていましたw
<副部長>
恐怖度:☆
ストーリー構成:☆
演出:☆
仕方なさ:☆
大人の都合で作られた迷作ホラー。
愛の無い映画ってたぶんこういうことだ。
イライラを隠せない部長。
終始この顔で鑑賞してました。
続きまして、
「女優霊」
<部長>
恐怖度:★★★★
ストーリー構成:★★★★
演出:★★★★★
仕方なさ:★★★★
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コクが深い!元祖恐怖映画の味!
背後で写る霊のぼやけ具合や一瞬見切れるなどの
ハッキリと映さない演出が
観客の恐怖心を煽ってくる作品。
しかも恐怖の対象を死んだ人間の「霊」ではなく
「結局何かわからない得体の知れないモノ」
にするところがより恐怖を深いものにしてくる。
繊細な演出やカメラワークが
監督の才能を感じずにはいられない。
ホラー好きではなくても映画好きなら
必ず観てほしい作品である!
しかしながら、ラストシーンで霊がハッキリ出すぎなのと、美人すぎてそっちに気がいっちゃうところが玉に瑕。
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<副部長>
恐怖度:☆☆☆☆☆
ストーリー構成:☆☆☆☆
演出:☆☆☆☆☆
仕方なさ:☆☆☆☆
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これぞジャパニーズホラー!
見えるような見えないような…でも確実に「なにか」がいる…。
監督に静かに迫る確実な死がたまらなく怖い。
ただ因果についてもう一歩踏み込んで描いて欲しかった。
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同じ監督でも、こんなに差が出来るのですね、、
と、2作品を通して感じたのでした、、、
この間に長い休憩があったので、
時間的にもこの間にお化け屋敷に行こう!
と、決めていましたので、行ってきました。
すっかり恐怖コンディションMAXの池村くん。
心バキボキに折れております。
正直ワタクシも女優霊でだいぶ仕上がってたから
池村行きたくないって言ってくれへんかな~
って思いつつ、
「CUREまでに間に合うかなあ?
やっぱりちゃんと観たいよね?やめとく?」
と、遠回しに言ってみましたが
「部長、今日1日しかやらないお化け屋敷だよ?
これは行っとかないと。意味ないよ。」
と、すっかりこちらの本心がバレバレだったので
もはや頭に入らず笑
とりあえず、心霊スポットから消えた女の子の
''置いてあった片方の靴を見つけ出して返す''
という死ぬほど嫌なミッションを課せられ、
吐きそうになりながら進む、、、
映画館のバックヤード一周なので
これまた長いんですわ、、、
ラストに試写室みたいなとこ入れられ、
我々の姿がスクリーンに映し出されたと思ったら
ぴったり真後ろにおばけも映ってるーー!!
ってオチでした。
だめだよ真後ろ、、腰抜けたわ、、、
でもね、残念だったのはね、
おばけ、設定女の子やったやん?
よく見たら、明らかに、
おじさんなんよね、、、
カツラ被ったおじさん、、、
、、、、、、、
はい!
映画の感想に戻りますよ!
「CURE」
<部長>
恐怖度:★★
ストーリー構成:★★★★★
演出:★★★★★
仕方なさ:★★★★
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一番怖いのは人間だネ!
黒沢清大先生の才能をモロに体感出来る作品!
私だけかもしれませんが、
萩原聖人さん演じる間宮が
催眠をかけている時の語り口を聴いてたら
こっちまでだんだんボーっと、
気持ちよくなってくるんです。
萩原さん。すごいです。怖いです。
心霊要素ゼロのサイコ・サスペンスなので
心霊的な怖さはないのですが、
知りたいと思って追及してたら
いつの間にか帰ってこれなくなるような
謎の不気味さに包まれ、
終わってからもずっと考えてしまう作品です。
役所広司さんのだんだん
''あっち側''に変化していく姿
奥さんの病んだ様子
間宮の瞳の奥に潜む異常さ
冷静沈着な佐久間が引きずり込まれていく様
全ての芝居が素晴らしい。
音楽・効果音ゼロで
静かに、しかし確実に引き込まれていく
不気味な演出がたまらなく恐ろしい。
新しい視点が生まれる作品でした。
役者は特に一度は観るべき作品です。
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<副部長>
恐怖度:☆
ストーリー構成:☆☆☆☆☆
演出:☆☆☆☆☆
仕方なさ:☆☆☆☆☆
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映像に映ってるもの全部に意味があるんじゃねぇ…?
人の闇はこうも気狂い!
初っ端からラストまで緊張が解ける瞬間一切なし!
頭が足りないと恐怖する余裕もなし!
私がそれ!
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「こーゆーの、やりたいよね。」
「うん。やりたい。」
「、、、売れたい」
静かに頑張ろうと思う私たちでした。
「呪怨」
<部長>
恐怖度:★★★★★
ストーリー構成:★★
演出:★★★★
仕方なさ:★
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後味の悪さと一瞬で1人でおトイレ行けなくなる胸焼け確実の恐怖!
人が怖いと感じる要素を全てぶち込んだ作品!
よくあんな怖いこと思いつくよ、、、
お風呂のシャンプーが怖いって思うのは
この作品が影響しているのではないでしょうか?
どーーやってもこーやっても死ぬ!
絶対死ぬ!無差別!
ちょっと伽倻子はん、理不尽やで、、、
なんかあまりに理不尽すぎて
ストーリーの深さはあまり感じられません。
超激辛ラーメン食べてる感じ、、
怖すぎて1人になれなくなるから
GETしたい女の子がいる男子にはオススメ←
怖すぎて気まずくなるかもしれないが←
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<副部長>
恐怖度:☆☆☆☆☆
ストーリー構成:☆☆
演出:☆☆☆☆
仕方なさ:☆☆
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関わる者全てが怨念に飲み込まれて行く。
これみんながみんなを大事にしてたら…上手いこといったら人類滅亡するんじゃね?
恐怖に重きを置いた派手めなホラー映画!
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朝5時前にはお腹いっぱいのホラー、、、
いろんな意味で大満足、、、
いえ、グロッキーになってる部長です。
こうして、初の部活動は
盛りだくさんてんこ盛り大満足で終了しました!
また来るよ。
さて!次回の部活動は11月!
オカルト研究部内でも大好評だった
黒沢清監督の別作品
「降霊」の鑑賞会を予定してます☆
他にも観たいホラーを模索中!
あー!楽しみ!
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