クリプトンの人々(2):アミット(万能スーパーマン)
クリプトンで働くスタッフを毎回取り上げ、インタビュー取材する企画「クリプトンの人々」第2回目の今日は、通称スーパーマンことアミット(Amit)を取り上げます!!
彼が担当するのは、プロセスマネジャーという仕事。テープ起こし作業者(トランスクライバー)や品質管理チームなどに比べると、確かに役割を聞いただけでは何をしているのかピンと来ない、けれども非常に重要な、縁の下の力持ち的存在です。
今回のトピックでは、実際にアミットがどんなことをしているのか、どのように個々の案件を「プロセス」しているのかを取り上げ、またこの仕事をしていて感じることを率直に語ってもらいました。
======================================================
スタッフプロフィール
名前:アミット(Amit)
役職:プロセスマネジャー
どんな人:クリプトンチームの中でも、最も仕事熱心で信頼できるメンバーの一人。困ったことがあった時はアミットに助けを求めれば必ず手を差し伸べてくれる。どんなに張り詰めた状況下でも常に冷静沈着、周囲のパニックに流されない彼を人はMr.Coolの異名で呼ぶ。また、医療系テープ起こしからパソコンのトラブルシューティング、外部関係者(業者やフリーランサー)とのスピーディーなやり取りまで、あらゆるタスクを同時にそつなくこなす万能スーパーマンでもある。
======================================================
インタビュー内容はこちらから。原文は英語版ブログでも読めます。
~~~~~~~~~~~~~~~
(1)クリプトンのスタッフの間では、アミットがマルチタスクが得意なことで有名です。具体的に毎日どんな仕事をしているのか教えてください。
自分の立場は、クリプトンのフロント業務とバックオフィス業務のちょうど真ん中にあります。つまりカスタマーサービスとテープ起こし作業者(トランスクライバー)を橋渡しするところです。プロセスを一つ一つ説明するとこうなります。
1. カスタマーサービスがテープ起こしの問い合わせがあったことを伝えてきます。特別な原稿形式や技術的な質問など、問い合わせ内容が複雑な場合は、私が答えをカスタマーサービスに伝えます。
2. お客様がサーバーにデジタルデータを提出すると、私がそれをダウンロード・保存します。音声ファイルの収録時間を確認し、カスタマーサービスに詳細と納品予定日を伝えます。
3. 案件の正式発注が決まると、すぐに私が担当作業者に仕事を割り振ります。
4. 作業者による第1段階のテープ起こし作業が終わると、私が2段階目の作業者に原稿を割り振ります。場合によっては3段階目が入ることもあります。
5. 2段階目の作業が終わり、テープ起こし原稿が完成すると、それを今度はカスタマーサービスに渡します。お客様はカスタマーサービスからその原稿を受け取ります。
※お客様からの注文の流れは、お問合せからテープ起こし原稿納品までのプロセスのページを参照
クリプトンでは、あらゆる形式のデジタル音声ファイル・映像ファイルを引き受けています。多くの場合はMP3ですが、映像ファイルの場合でも書き起こし作業時にスムーズに再生ができるソフトを使っています。オンラインストリーミング形式の音声の書き起こしを注文してくる場合は、音声ファイルをまずパソコン上で録音するところから私の仕事が始まります(本音では、サーバー経由で提出してくれるとありがたいんですが・・・汗)。日本語の宅ふぁいる便などのサーバーから送ってこられる場合は、カスタマーサービスの日本人(千田さんのことです!)の助けを借りて何とかファイルを入手します。
あまりにも仕事の量が多かったので、アシスタントのマーウィンを5ヶ月前からメンバーに加え、ファイルのダウンロード・分配を助けてもらってます。現在50人以上いる社外のフリーランサーとのやりとりも一人で担当するには手一杯だったので、今は二人で報酬の支払いなどの仕事は分担しています。
テープ起こし関連の仕事以外にも、実は英語ナレーションの仕事のコーディネーションも担当しています。プロセスは基本的に同じですが、ナレーションの作業は米国・英国にいるフリーランスのプロナレーターに割り振っています。ナレーターが収録した音声ファイルを受け取り、一通り音声を自分のところで聞いてチェックします。ミスがないことを確認してから、カスタマーサービスに完成ファイルを渡します。
このほか、新規サービス開発にも積極的に関わっています。
(2)確かに、かなり多くの仕事に関わっていますね!日本のお客様には知られていないけど、これだけ見ていても、アミットはチームの中でも特に重要なコミュニケーションの中継地点にいることが分かります。大変じゃないですか?
確かに、メッセージを正確にバトンリレーしていくのは大変です。自分が一方から受け取ったメッセージを他方に伝えるときに混乱させてしまうリスクもあります。情報はいったん自分の中で消化し、メッセージは必要最低限にとどめルことを心がけています。テープ起こしのフリーランサーやナレーターなど、世界中の関係者とやり取りするときには、どこの国がどれだけの時差があったかを覚えているのが大変です(もちろん、日本との時間差はここインドオフィスから+3時間半と頭に入っていますが!)。
(3)特に一番やり取りが多いのは誰ですか?
カスタマーサービス(千田さん)と、2段階のテープ起こしをする作業者を束ねるもう一人のプロセスマネジャー(チャンドル)、それからアシスタントのマーウィンです。
(4)たくさんのタスクを毎日、同時並行でこなすのって大変じゃないですか?何かコツはあるんですか?
これといってコツはないです(即答)。ただ、自分に回ってきた仕事はできるだけすぐに終わらせ、さっさと次の仕事にとりかかることを心がけています。まだまだ、自分はマルチタスカーにはほど遠いので・・・。スピードが求められることが多い役割なだけに、個々の案件の緊急性によって調節していますが、正確さももちろんおろそかにしないよう気をつけています。
(5)クリプトンにいて一番記憶に残っている出来事はありますか?パッと思い浮かぶことは?
今年11月にあった、オフィスのデコレーションコンペ(過去スレ参照)がすごく楽しかったです。チームワークが一番発揮できたイベントでしたから。クリプトンチーム全員が積極的に参加しました。
(6)最近、会社からソニーVAIOのノートパソコンを支給されましたね。これでもっと仕事に専念(拘束?)されたりして・・・。
おかげで、仕事へのモチベーションが高まりました。パソコン・IT系のこととなると、つい没頭してしまうんです・・・(笑)。
~~~~~~~~~~~~~~~
勤勉で冷静なアミットらしい回答でした!
クリプトンのお客さまに見えない存在でありながら、影で主要な役割を担っているアミットの存在が皆さんにも知っていただけたらうれしいです。コメントなど大歓迎です。
次のスタッフ紹介は誰にしよう??と今からデスク周囲を見渡しているインタビュアー・安田でした。
次回ブログテーマは、データセキュリティに対する取り組みをご紹介します!来週までお待ちください!
彼が担当するのは、プロセスマネジャーという仕事。テープ起こし作業者(トランスクライバー)や品質管理チームなどに比べると、確かに役割を聞いただけでは何をしているのかピンと来ない、けれども非常に重要な、縁の下の力持ち的存在です。
今回のトピックでは、実際にアミットがどんなことをしているのか、どのように個々の案件を「プロセス」しているのかを取り上げ、またこの仕事をしていて感じることを率直に語ってもらいました。
======================================================

名前:アミット(Amit)
役職:プロセスマネジャー
どんな人:クリプトンチームの中でも、最も仕事熱心で信頼できるメンバーの一人。困ったことがあった時はアミットに助けを求めれば必ず手を差し伸べてくれる。どんなに張り詰めた状況下でも常に冷静沈着、周囲のパニックに流されない彼を人はMr.Coolの異名で呼ぶ。また、医療系テープ起こしからパソコンのトラブルシューティング、外部関係者(業者やフリーランサー)とのスピーディーなやり取りまで、あらゆるタスクを同時にそつなくこなす万能スーパーマンでもある。
======================================================
インタビュー内容はこちらから。原文は英語版ブログでも読めます。
~~~~~~~~~~~~~~~
(1)クリプトンのスタッフの間では、アミットがマルチタスクが得意なことで有名です。具体的に毎日どんな仕事をしているのか教えてください。
自分の立場は、クリプトンのフロント業務とバックオフィス業務のちょうど真ん中にあります。つまりカスタマーサービスとテープ起こし作業者(トランスクライバー)を橋渡しするところです。プロセスを一つ一つ説明するとこうなります。
1. カスタマーサービスがテープ起こしの問い合わせがあったことを伝えてきます。特別な原稿形式や技術的な質問など、問い合わせ内容が複雑な場合は、私が答えをカスタマーサービスに伝えます。
2. お客様がサーバーにデジタルデータを提出すると、私がそれをダウンロード・保存します。音声ファイルの収録時間を確認し、カスタマーサービスに詳細と納品予定日を伝えます。
3. 案件の正式発注が決まると、すぐに私が担当作業者に仕事を割り振ります。
4. 作業者による第1段階のテープ起こし作業が終わると、私が2段階目の作業者に原稿を割り振ります。場合によっては3段階目が入ることもあります。
5. 2段階目の作業が終わり、テープ起こし原稿が完成すると、それを今度はカスタマーサービスに渡します。お客様はカスタマーサービスからその原稿を受け取ります。
※お客様からの注文の流れは、お問合せからテープ起こし原稿納品までのプロセスのページを参照
クリプトンでは、あらゆる形式のデジタル音声ファイル・映像ファイルを引き受けています。多くの場合はMP3ですが、映像ファイルの場合でも書き起こし作業時にスムーズに再生ができるソフトを使っています。オンラインストリーミング形式の音声の書き起こしを注文してくる場合は、音声ファイルをまずパソコン上で録音するところから私の仕事が始まります(本音では、サーバー経由で提出してくれるとありがたいんですが・・・汗)。日本語の宅ふぁいる便などのサーバーから送ってこられる場合は、カスタマーサービスの日本人(千田さんのことです!)の助けを借りて何とかファイルを入手します。
あまりにも仕事の量が多かったので、アシスタントのマーウィンを5ヶ月前からメンバーに加え、ファイルのダウンロード・分配を助けてもらってます。現在50人以上いる社外のフリーランサーとのやりとりも一人で担当するには手一杯だったので、今は二人で報酬の支払いなどの仕事は分担しています。
テープ起こし関連の仕事以外にも、実は英語ナレーションの仕事のコーディネーションも担当しています。プロセスは基本的に同じですが、ナレーションの作業は米国・英国にいるフリーランスのプロナレーターに割り振っています。ナレーターが収録した音声ファイルを受け取り、一通り音声を自分のところで聞いてチェックします。ミスがないことを確認してから、カスタマーサービスに完成ファイルを渡します。
このほか、新規サービス開発にも積極的に関わっています。
(2)確かに、かなり多くの仕事に関わっていますね!日本のお客様には知られていないけど、これだけ見ていても、アミットはチームの中でも特に重要なコミュニケーションの中継地点にいることが分かります。大変じゃないですか?
確かに、メッセージを正確にバトンリレーしていくのは大変です。自分が一方から受け取ったメッセージを他方に伝えるときに混乱させてしまうリスクもあります。情報はいったん自分の中で消化し、メッセージは必要最低限にとどめルことを心がけています。テープ起こしのフリーランサーやナレーターなど、世界中の関係者とやり取りするときには、どこの国がどれだけの時差があったかを覚えているのが大変です(もちろん、日本との時間差はここインドオフィスから+3時間半と頭に入っていますが!)。
(3)特に一番やり取りが多いのは誰ですか?
カスタマーサービス(千田さん)と、2段階のテープ起こしをする作業者を束ねるもう一人のプロセスマネジャー(チャンドル)、それからアシスタントのマーウィンです。
(4)たくさんのタスクを毎日、同時並行でこなすのって大変じゃないですか?何かコツはあるんですか?
これといってコツはないです(即答)。ただ、自分に回ってきた仕事はできるだけすぐに終わらせ、さっさと次の仕事にとりかかることを心がけています。まだまだ、自分はマルチタスカーにはほど遠いので・・・。スピードが求められることが多い役割なだけに、個々の案件の緊急性によって調節していますが、正確さももちろんおろそかにしないよう気をつけています。
(5)クリプトンにいて一番記憶に残っている出来事はありますか?パッと思い浮かぶことは?
今年11月にあった、オフィスのデコレーションコンペ(過去スレ参照)がすごく楽しかったです。チームワークが一番発揮できたイベントでしたから。クリプトンチーム全員が積極的に参加しました。
(6)最近、会社からソニーVAIOのノートパソコンを支給されましたね。これでもっと仕事に専念(拘束?)されたりして・・・。
おかげで、仕事へのモチベーションが高まりました。パソコン・IT系のこととなると、つい没頭してしまうんです・・・(笑)。
~~~~~~~~~~~~~~~
勤勉で冷静なアミットらしい回答でした!
クリプトンのお客さまに見えない存在でありながら、影で主要な役割を担っているアミットの存在が皆さんにも知っていただけたらうれしいです。コメントなど大歓迎です。
次のスタッフ紹介は誰にしよう??と今からデスク周囲を見渡しているインタビュアー・安田でした。
次回ブログテーマは、データセキュリティに対する取り組みをご紹介します!来週までお待ちください!