http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000289-reu-bus_all



ここのところ、ずっと円高と株安を見続けている。

やはり経済の目安になると思われるからだ。



今日は、騰落レシオから見て、

下げ止まりが明らかだった。



ただこの円高・株安は、政府と日銀によるところが

きわめて大きいと思われる。



心理的な側面を大きく持つ市場は、

政府・日銀がなんらかのサインを出さないと

一気にがーっと動いてしまう。



特に円高なのだが、誰しも分かっているとおり、

日本経済が比較的しっかりしているから、

円高に動いているわけではない。



基軸通貨としてのドルの信任が揺らぎ、

ハラハラさせられている中、

どこにシフトするかという難問がある。



本来なら、中国の元が高騰すべきところを

その流動性がないため、代わりの通貨として

円に凍りついた資産が流動しただけだ。



この円高に対して、政府は見逃せない状況にある

と宣言し、介入も辞さず、という構えだけでも

今は、相当、効果が出てくるはずである。



株安に対しても同じことがいえる。



いろいろなことをやるのはケッコウだが、

ちと円高を押さえ込まないとやばい。



そして株価だが、これも昔から言われているように、

半年先の指標になるので、

景気がさらに悪化することを示している。



日銀の読みは甘すぎるし、

政府も即座に対応しないといけないものに、

鈍感すぎる。



なにせ今は、どこの国もヒーヒー言ってる、

恐慌の最中なのであるのだから。(゙ `-´)/