番手別キャリーの距離を知っていますか? | ★ギア・スイングの話2

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GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いていません。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

さて、今回は、知っているようで知らないキャリーの距離のお話です。





ということで、、、



ゴルフ場の距離の表示は、昔は、グリーンセンターまでの距離表示が多かったように思います。


しかし、、最近、セルフでカートみたいな形に変わって、距離表示の重要性が高まったせいかどうかわかりませんが、グリーンエッジまでの距離や、スプリンクラーにグリーンエッジまでの距離表示しているゴルフ場が増えてきている気がします。

中には、カートにGPSナビが付いていて、カートからグリーンまでの距離が表示されるコースもあります。


さて、一般的にクラブの飛距離を聞いた場合、総飛距離を答えるケースが多いように思います。


例えば、、、7番でどのくらい飛ぶ? と聞くと、大体150Yなどという会話ですね。


そうすると、実際のコースではどういうことが起こるかというと、ショートホールで、150Y表示のホールがあったとします。


平坦で風もないので、7番で打ちます。まあ、それで、乗ったり外れたりとショットによって色々になると思います。


一般的にショートホールの距離表示は、距離表示の看板のあるところから、グリーンセンターまでの距離が多いです。



そして、グリーンの奥行きは、小さいグリーン、大きなグリーン色々ありますが、20~30Yくらいが一番多いと思います。


仮にグリーンの奥行きが30Yだった場合、このホールは、ティーからグリーンエッジまでが135Y、エッジからピンまでが15Yになります。


そうすると、グリーンに直接キャリーさせるには、キャリーで135Y以上飛ぶクラブが必要になります。


そこで、、、問題になるのが、番手別のキャリーの距離を知っているか? というところになります。


例えば、8番アイアンのキャリーは、何ヤードでしょう? 

例えば、キャリーで、100Y打てるクラブは、何番でしょう?


僕の場合、概ね8番のキャリーは、140Y~145Yです。距離的には、150Yくらいです。総距離は、グリーンの状態により変わってきます。グリーンが下り斜面になっているとか、グリーンのコンパクションが硬い場合は、ランが増えて、総飛距離は伸びます。逆に柔らかくて落ちたところで止まるくらいであれば、キャリーの距離しか出ません。


もちろん、毎回、芯にきちっと当たって想定どおりの距離が出るわけではありませんが、8番でいえば、135Yまでであれば、キャリーで越えると思って打っています。

そのため、この場合、8番アイアンで打っていきます。キャリーでグリーンに届かせることができて、概ね総飛距離もあっているからです。


これが、同じホールで、ピンがエッジから5Yのところにある場合というと、、、エッジまでが、135Y、ピンまでが5Yで総飛距離が140Yになります。


その時に考えることは、今度は、総飛距離は10Y短くなっているので、番手を変えるかどうかの判断になります。


僕の場合、次の9番は、キャリーで125Y~130Yで、飛距離は、135Yくらいです。


こう考えると明らかにショートになることが分かります。ただし、、あえて、9番で打つこともあります。

それは、、、ピンが手前で、グリーンの傾斜がきつく、ピンをオーバーすると下りの難しいパットが残るとわかっている場合です。

手前にバンカーがない状況で、下りのパットが難しい場合は、9番で打って最大グリーンエッジまでを狙います。ショートでもぜんぜんOKです。



次に、100Yをキャリーで打てるクラブですが、僕の場合、52度のフルショットになります。

しかし、、実際にコースで、100Yを狙うことはありません。狙う距離は、95Yです。


理由は、100Yのフルショットで、キャリーが、100Yでもバックスピンで戻るからですね。それで、グリーンの状況にもよりますが、95Yと見ています。


また、もうひとつ、95Yを狙う方法は、すこし短めに持って、すこし軽めに打ちます。そうするとキャリーで95Y飛び、1~2Y前に転がって、バックスピンで1~2Y戻ってきてキャリーのあたりにボールが止まることになります。

また、そうした方が方向性や、入射角も安定するので、この狙い方の方が多いです。

しかし、ピンがバンカーを超えてすぐのところにある場合などは、フルショットでピンの奥から戻すような狙い方になります。




このように、番手別のクラブのキャリーが分かっていると、より、安全にグリーンを狙うことができます。


では、キャリーはどのように計測すればいいかということですが、


1:グリーンを狙うショットのピンまでの距離をレーザー距離計などで計測。

2:グリーンに乗れば、自分のピッチマークを探して、修理するときに、ピンからどのくらい手前にあるかを、グリーンを読みながら歩測。これは、大体でいいので、ラインを踏みながらカップまで歩くことはしないでください。特にカップ周りを踏むことはダメです。

3:グリーン狙う時に計測したピンまでの距離から、歩測した距離を引けば、キャリーが出ます。


4:スコアを付ける時などに、番手とキャリーをスコアカードに記載する。


このようなことを続けていけば、自分の平均のキャリーが分かってきますし、プレイの遅延にもならず、プレイの動作の中で身につけることができます。

また、自分のピッチマークも必ず修正する癖も付きますので、マナーとしてもOKですね。


GPSの距離計も手軽でいいですが、キャリーを身につけるためには、レーザー距離計をお勧めします。


例えば、ニコンだとレーザー距離計 COOLSHOT 40i

他にもレーザー距離計 COOLSHOT 20

ボイスキャディ レーザー距離計 L2

レーザー距離測定器 ゴルフバディーLR5


あと、、グリーンフォークも必須です。


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一本タイプのフォークも使いやすいですよ。