大統領執務室で愛人とオーラルセックスに耽ったクリントン。
その素行の悪さからわかる通り、キリスト教とは疎遠である。
よって、逆にユダヤ教・イスラエルとも親密になれる。
実際にクリントンの選挙資金の2/3程度がユダヤ系からの資金と

言われる。当然、親イスラエルの政権となる。

一方、嫌われ者のブッシュ。彼はWASPである。
よってユダヤ教徒になど気を配ろうあずがない。
その父親も同様であったがゆえに、ブッシュ父の再選を阻止せん

と対抗馬のクリントン陣営にユダヤ系の資金が余計に集まったと

言われている。

ブッシュ親子はそろってイラクと戦争をしたのだが、そろってその
戦争後にはパレスチナ問題に手をつけようとした。(ブッシュ父は
結果的にそれが祟ったのは上述の通り。)

中東の地政学的リスクの根本がパレスチナ問題であることは
言うまでもない。根本に手をつけうるのは、ブッシュ親子が示した
通り、ごりごりのキリスト教徒であるかもしれないのである。
もちろんそれ故に十字軍気取りとなる可能性も同時にはらむの
だが。

ブッシュは世界史にとって必要悪であるかもしれない。