ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエヴォにある
ミリャツカ川に面した国立図書館。
この建物は、オーストリア・ハンガリー帝国時に
市役所として建設されて、後に図書館になりました。
1992年の砲撃で、建物は外壁を残して全焼。
貴重な蔵書のほとんどが灰となってしまったようです。
修復工事は現在も進められており
2014年に再び図書館としてオープン予定。
ちなみに
内戦後の1996年に始まった図書館復旧のための
第一段階で、オーストリアの支援がありました。
2005年の第二段階の復旧作業には、EUから
250万ユーロの支援がありました。
最終段階の第三段は現在継続中です。
図書館の再開の際には、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が
コンサートを行い、ツール・ド・フランスのレースが、ここサラエヴォ
を通過する予定だそうです。
サラエヴォは、多様な民族、宗教、文化が混じりあった都市。
イスラム教
カトリック
東方正教会
ユダヤ教
などの宗教施設が並び合うため、さまざまな文化に
触れることができるのが魅力です。
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