表参道のうかい亭のランチにやってきました。初めて来店しましたが、料理がおいしいのはもちろん、サービスも一流。また、店内の装飾や食事に使用される食器も一流で何から何までスゴイ。
遺跡マニアのマーヴェリックは、席に座って厨房内の壁を彩るモザイクに目がいってしまいました。また、調味料や、ポット、ソースサーバーとかも、いい味出ている銀製。それなりに使い込んで、磨いていかないと、新品の銀食器には、あの色出ないです。
前菜。
スープ。
ステーキ。
デザート。
紅茶。カップは、ヘレンドの上位ブランドのインドの華シリーズでした。
この柄は、1840年代より制作され、ナポレオン3世の妃ユージェニーのお気に入りであったシリーズとして知られています。ペルシャや中国の影響が大きいヘレンドの図柄の中で、日本の影響を受けた数少ないもののひとつ。パターンは柿右衛門の写しといわれています。ぼかしの効いた色はヘレンドならではの色です。
ヘレンド以外の食器は、コペンハーゲンのブルーオニオン系のお皿や、ボヘミアングラス、またワイングラスやシャンパングラスはリーデルを採用するなど、料理のみならず食器にもこだわりを感じられる「表参道うかい亭」でした。
また、印象深かったのが店内の「アートギャラリー 華麗なる歴史の夢、ひとときの小さな美術館」。うかい亭は食事をする部屋とデザートの部屋が別々ですが、部屋を移動する間の通路に、美術品が展示されていました。
通路にあるので、あまり気にとめる人もいないかもしれませんが、スルーするには勿体なさすぎ。マイセン初期の作品、女帝エカテリーナ二世所有のものなど、18世紀から20世紀の貴重な香水瓶が展示されていました。
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