サント・シャペルとコンシェルジュリーの見学 | マーヴェリックの海外旅行写真集!ガイドブックでは知ることの出来ない裏テク情報満載!

ノートルダム寺院を見た後は、同じシテ島にあるサント・シャペルとコンシェルジュリーを見学することにしました。この二つは、近くにあるため、セットチケットを買った方が、バラで入場料を払うよりもお得だったのでセットチケットをGET。


空港並みの手荷物検査とボディチェックを受けていざ入場!


クレジットカード日記

この教会は、ルイ9世が、コンスタンティノーブルの皇帝から買ったキリストの聖遺物、十字架の木片などを納めるために造らせた礼拝堂で、1248年に完成。上下2層の構造になっていますが、写真は教会の一階部分。


クレジットカード日記

この教会は色鮮やかですが、派手な彩色は19世紀に施されたそうです。


クレジットカード日記

こちらは、見所の2階部分。


この教会はステンドグラスがきれいなことで知られる教会ですが、残念ながら現在修復中でした。しかも、天気も悪いので、ちょっと微妙な感じで残念・・・・・・


クレジットカード日記

それでも、近くで見るとやはりスゴイです。


クレジットカード日記

バラ窓を思わせるステンドグラス。


クレジットカード日記

壁を最小限に切り詰めて、ステンドグラスで覆うような構造のため、一面ステンドグラスに包まれているから、幻想的な世界に浸れます。


クレジットカード日記

修復が終わったら、晴天の日にもう一度足を運んでみたいです。


クレジットカード日記

サント・シャペルとコンシェルジュリーの間に建つ最高裁判所。


クレジットカード日記

立派な門です。


クレジットカード日記

次はセットチケットでコンシェルジュリーに入場。


クレジットカード日記
ちょっと不気味な人形が置いてありました。


クレジットカード日記

1302年のフィリップ王の時代に建設された憲兵の間。


クレジットカード日記

憲兵の間と同時期に造られた見張りの間。


ここは、もともとフィリップ4世の宮殿でしたが、14世紀後半に牢獄として使われ始めます。18世紀のフランス革命の際には、多くの王族、貴族などの旧体制派が収容され、当時はその牢獄に入るとかならず死刑になるというので「死の牢獄」「ギロチン控えの間」とよばれました。


1793年1月から1794年7月までの間に、2600名もの貴族や革命家がここで最後を過ごし断頭台へと引かれていきました。そのなかには、あのマリー・アントワネットも含まれており、独房も再現されています。


クレジットカード日記 クレジットカード日記

拘置されていた囚人が再現されています。


クレジットカード日記

囚人のリスト。当時の牢獄は有料だったため、払った額に応じて設備が変わりました。リストは「パイユー」「ピストリエ」「高貴の者」に分けられています。


パイユー

別名「わら族」と呼ばれ、囚人の中でも最も下層に区分され、わらの上に寝かされました。不衛生のため、病死する囚人もいたようです。


ピストリエ

寝台付の牢を得るために、ピストルを売って支払った囚人


高貴の者

富裕層や著名人の囚人。家具のある独房(持ち込みも可)で、読書や仕事も出来ました。


クレジットカード日記

牢屋の鍵も多数展示。


クレジットカード日記

ジロンド派の礼拝堂。もともとは中世の王が祈りを捧げるための場所として使われていました。1793年10月30日の処刑前には、ジロンド派の21人の議員により宴会が開かれました。


クレジットカード日記

マリー・アントワネット記念礼拝堂。1815年に王女の牢屋跡に整備されました。


クレジットカード日記

二階建ての女性囚人の独房舎に囲まれた女たちの庭。女性たちが洗濯をしていた噴水、食事用の石造りのテーブル、「12人の一角」「最後の別れ」と呼ばれた場所が残されています。この場所で、12人ごとに分けられた処刑者が、処刑台へ連れて行かれるための二輪荷車を持ちました。


クレジットカード日記

こちらは、マリー・アントワネットの牢屋。華麗なベルサイユ宮殿での生活とは全く逆の世界です。これは復元されたものですが、その一部は、実際に王女の牢屋が存在した場所にあります。壁の向こうが、さきほどのマリー・アントワネット記念礼拝堂になります。


クレジットカード日記

マリー・アントワネットには、二人の憲兵が常時警備についていました。


そして、1793年10月16日、ここからコンコルド広場へと連れていかれ、断頭台へ引きたてられます。

12時15分に、ギロチンが下ろされ刑が執行。フランス国民の彼女に対する憎悪からか、処刑された彼女をみて群衆は「共和国万歳!」と叫び続けたそうです。


遺体は、ルイ16世とともにマドレーヌ寺院に葬られましたが、ナポレオン1世の命令により、夫と共に、サン・ドニ大聖堂へと改葬されました。



パチンコ台のプロモ映像ですが、当時の激動の時代がよく分かります。ベルサイユ宮殿のイラストは、本物そのままだし、バスティーユ襲撃もアニメだと伝わってきます。歴史好きとしては、一度、ベルサイユのバラを全部見てみたくなりました。

結構高いですがDVDセットを発見したので、今後買ってみようかな?


【送料無料】TMS DVD COLLECTION ベルサイユのばら MEMORIAL BOX 【DVD】