グアムにいると情報不足に陥っている、
そう感じる事がたまにあります。
今の時代、情報なんてネットで溢れてるし
ガセなんかも溢れていますが
欲しい情報は結構すぐ手にいれられます。
ただし、それはその明確なゴール（対象）
に向けて調べるからであって
漠然とした情報、っていうか空気感っていうか
そういう物は、やはりその場にいないと
最新の情報からは取り残されて行くわけで。
ロスを離れて２年。
グアムの島の情報は増えましたが
世界の最新のフード業界事情からは
ちょっと離れていたきがしていた今日このごろ。
先日ZagatのLAベスト１０レストランが発表され
久しぶりに情報をアップデートしようと思いました。
ちなみに
Zagatとは、ザガットと呼ぶのですが
レストランの評価本です。
日本ではミシュランの方が有名ですが
アメリカでは断然ザガット。
主な違いは
ミシュランは星を使った３段階（ほんとはもす少しある）
なのに対して
ザガットは30点満点の点数制。
等いろいろ違いはあるのですが、
特筆すべきは
ミシュランが調査員などの「密室での評価」
なのに対して
ザガットは一般人も投票できる「公の評価」。
大統領選挙もそうですが、アメリカらしいですね。
現に私も投票していました。
年に一回アンケートメールがくるので
それに思いのたけを書いて返信。
その号が出版されると一冊お礼として送ってきます。
そんなわけで、
一般も参加するので
良く言えば、明瞭で信頼できる。
悪く言えば、判断基準が非常に曖昧。
例えば、LAで大人気のIn N Outバーガー。
いや、素晴らしい店です。味もサービスも申しぶんない。
でもそれは$5で喰えるってとこの評価で、
一人$100の店とは評価の仕方が違って当然。
でも、不特定多数の意見だとそのへん曖昧、って訳です。
ま、そんなことは良いとして、
今のイケてるLAの店、トップ１０をみてみましょう。
1．Urasawa
2. Michael’s on Naples Ristorante
3. Asanebo
4. Sushi Zo
5. Melisse
6. Piccolo
7. Matsuhisa
8. Echigo
9. Providence
10. Angelini Osteria
もっと詳しくしりたい人はこちら。
１位の浦澤さん。
一人$350のコースのみ、
場所はビバリーヒルズのど真ん中、
そんな和食のお店です。
LAのレストランは基本ミドルレンジの値段帯が多く、
高級店でも一人$100はしません。
そんな場所柄もあり
一時は「高いだけ」「その金で東京行って美味いもの喰う」
なんて言葉も多かったです。
私は行った事はありませんので
比較もできませんが、
当時訪問経験のある知人（日本人）は
揃って「値段に到底みあわない」
と言っていました。
そんな中ずっと頑張ってこられたのでしょう。
昔から評価の高い店でしたが、遂に１位達成。
あと、ミシュランLA版で２つ星を取った
（ちなみにLAでは３つ星なしでした）
Melisse、LAフレンチの店ではトップです。
この店は料理がしっかりしているので
時別な機会で必ず利用する、お気に入りの店でした。
相変わらず頑張っていますね。
アメリカ、ってか世界的に有名な
日本人シェフ、Nobuさんのお店、
Matsuhisaさんは相変わらずの入賞。
２、３度の訪問しかありまんせんが、
私はあまり好きにはなれなかった店。
徐々に順位を落としてきているきがします。
この空気は２、３年前からありました。
今はアメリカよりも、そのブランドを使って
世界で出店攻勢をしかけてますね。
９位の Providence。
LAでは有名なシェフとソムリエがなりものいりで開けた店。
オープンからしばらくして行きましたが、
ワインで失態、前菜で大失敗をされたので
メインまで行かずに席を立ちました。
一回の訪問なのでよく分かりませんが
そのご頑張ったようですね。
１０位のAngelini Osteria、
LAの白人系が好きそうな
あんま気取らない雰囲気のイタリアンの名店。
ワインのセレクションも良かったのを覚えています。
そんな感じで懐かしみましたが、
知らない名前も幾つか入賞しております。
新しいのか、私が知らなかっただけなのか。
やっぱ世界は動いてんなぁ。
そう思いました。
さて、おいてかれないように勉強々々。
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