北海道の公立高校を受験される生徒さんは、冬休み前に入学願書を学校からもらって、
冬休み中に下書きして、ペン入れして(間違えてカッターで削って直して・・・)
新学期に学校に提出!したと思います。
そして前回ブログにも書きましたが、学年末テストに向けての準備をしていると思います。
さて、気になるのは「自分の内申点」。
北海道では、全9教科で評定5段階として
★(中1学年末)×2+(中2学年末)×2+(中3学年末)×3
の合計点で算出されます。
次に合計点の目安として、「ランク」があります。
上記★の計算だと、オール5の生徒さんで内申点は315点、オール1だと63点。
315点から20点刻みで「Aランク」「Bランク」・・・と分けていきます。
Aランク・・・315~296
Bランク・・・295~276
Cランク・・・275~256
となっていくんですね。
※評定オール「4」で「Dランク252点」、オール「3」で「Gランク189点」は覚えておきましょう。
さて、内申書の話ですが、北海道では「個人調査書」と呼ばれるそうです。
こちらをご覧ください。
H31 道立高校入学者選抜個人調査書ダウンロード(高校教育課)
北海道教育委員会のHPです。
ここから「個人調査書の様式(全日制課程、定時制課程及び通信制課程)」の記入例を見てみましょう。
成績以外にも、いろいろ書かれていますね~
気にしてほしいのは、
■内申点は学年末のみ・・・1学期2学期は書かれないこと
■「第3学年の学習に関する所見」・・・直前の頑張りはここに書かれるんですね。
→つまり、中1中2は振るわなかったけれど中3で頑張った!というところは見られますし、中1中2では良かったけど、中3でグレてしまった笑・・・というところも見られてしまうんですね。
■出欠の記録・・・何故休んだかの理由もありますね。
■第3学年の行動の記録・・・ここも中3のみ。
→なぜ中3のみの評価なのかというと、直前の様子は高校入学後に直接影響があると思われるからでしょう。思春期で色々考え方も変化してくるので、中3での様子を気にする高校は多いのではないでしょうか。
なんか・・・中3の行動記録が多いですね。
「俺学校で荒れてた!もうダメじゃん!」とか思っちゃダメですよ。学校がそんな悪く書くわけないですから笑
それに安心してください。
やっぱり、合否の決め手は「内申点」と「当日点」です。
行動記録についてはあくまで「参考資料」と捉える学校が多いと言われています。
(要は、入試点数が同点だったらどうする?ということです)
ただ、現在中2の生徒さんは注意しましょうね。内申書の評価が高いほうが有利に決まっていますから・・・!
これって、学校の先生も緊張しますよね・・・
「調査書の記入が上手な先生」とかいそうですし、担任の生徒が合格率高かったらやっぱり評価されるべきと思いますからね(実際、どうなんでしょうかね?)。
お疲れ様です!