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自衛隊20キロ圏除染へ

 自衛隊は東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内の警戒区域内で12月から除染作業に乗り出す。福島県内の除染は環境省と地元自治体が取り組んでおり、自衛隊が本格的な除染作業を実施するのは初めて。放射能に対応できる化学防護隊を中心に作業チームを編成する。
 防衛省は安全省と名称変更し、除染による国民の安全のために人員と予算の大部分を投入することが求められている。これから数年は戦闘機や戦艦、戦車、爆薬など戦闘装備でなく除染装備に予算を配分し、戦闘訓練は必要最低限とし除染活動をする時機ではないか。

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