司馬遼太郎再読
日曜夜のNHK大河ドラマ『義経』は源(木曾)義仲が倶利伽羅峠で平家軍に圧勝する回(5月29日)を含めて合戦場面でお茶を濁すため甚だ退屈な骨肉時代劇を呈している。
もはや来年2006年度の司馬遼太郎原作「功名が辻~山内一豊の妻~」に期待をかけるしかないが、はるかに楽しみなのは2007年以降に別枠で予定されている21世紀スペシャル大河『坂の上の雲』(75分×15回)の方である。
“司馬遼”の再読に耽る時節が廻ってくる。今年の夏休みは緑陰で日本的なる精神に回帰しよう。
(推薦書籍))
坂の上の雲 1 新装版
歴史と風土 文春文庫 なぜカイシャのお偉方は司馬遼太郎が大好きなのか?-カイシャ人類学のススメ