みなさんご存知ですか？？？

先日会社のエレベーターに

（自社ビルではありません）

内装工事のお断りが貼ってありました



そこに働くロバくん

（耳が長いので馬ではないと判断）の

イラストがあって釘付けになってしまいました

これがその彼です



フリー素材なのかイラスト集から

引っ張って来たんだと思います



胸に大事そうにドライバーを抱え

背中にはゴルフのキャリーバッグのように

工具が無造作に突っ込んであります



なんかどこかうわの空で

何か聞こえるんでしょうか？？？

長い耳がピクピク反応しております



手先器用そうには思えないし

キレイな仕事やってくれそうにありません

わたしだったら大事な家を任せる訳にはいきません



他にもあっただろうに・・・

なんでこんなおマヌケなロバくんを

このお断りに使ったのか？？？

いやいやそもそも

なんでこんなイラストを描いたのかです



今日はその瞬間に迫ります



いきなり横道に逸れて・・・

よくケンミンSHOWとかTV番組で

なんで今この曲が鳴ってるんだろ？？？

ってよく考えたらダジャレ的に

ちゃんと意味があるのに気付く

なんて事ありますよね



例えば『ちくわ』が出て来た時に

結構な確率でセックス・ピストルズの

アナーキー・イン・ザ・UKが使用されます

これは『ちくわ』→『穴あき』～『アナーキー』です

ちっとも和のちくわとパンクは

合ってないんですけど・・・

これからちくわから目が離せませんね



というノリで（本題に戻ります）

このロバに何か意味があるのではないか？？？



ありましたぁ



英語で『労働』『労働者』は『レイバー』（Labor）ですね

（アニメ・パトレイバーもその意味です）

そして彼は『ロバ』くんではなく

（『ロバー』だと強盗になっちゃうんで）

『ラバ』くんだったのです



『Labor』→『ラバー』→『ラバ』

となったという推理



日本では『ロバ』もですが『ラバ』となるとあんまり

馴染みがないので一応ご説明



『ラバ』とは『馬』×『ロバ』

共にウマ科ですが種が違うので、染色体の数が異なり

『ラバ』は奇数になってしまって

100%に近い不妊です

もちろんオスメスがいてオスはメスに興味を持つし

（大概その前に去勢されるらしいです）

メスも発情したりしなかったりらしいのですが

共に妊娠させる（する）能力を持ち合わせていません



小学生の時にラバという存在を知ったのですが

それ以来どんだけ不憫に思って来た事か・・・



そうそう同じように同じ科でも異種交配の

レオポン（ライオン×ヒョウ）や

ライガー（ライオン×トラ）なども

悲しいかな同じです



自然界では外来種によって在来種の種の危機という

特に植物や魚類では深刻な問題になってますよね



今回このイラストを機にいろいろ調べてたら・・・

単純に『馬』×『ロバ』＝『ラバ』だと思っていたら

『メス馬』×『オスロバ』＝『ラバ』

『オス馬』×『メスロバ』＝『ケッテイ』

なんだそうです

なんじゃ『ケッテイ』
初耳です



それもそのはずそっちにの組み合わせのほうが

『好みに厳しい』

他いろいろ難しいらしいです



もう少し詳しく知りたいかたはWikiをどうぞ

http://ja.wikipedia.org/wiki/ケッテイ

http://ja.wikipedia.org/wiki/ラバ

ケッテイのほうが詳しいとは衝撃の展開です



もう労働者くんかどうかなんてどうでもいいですね

今はもうないけどステキなイラストに感謝



なぁ～んてキレイな締めくくりな訳ありません

彼はケッテイに決定

（やっぱりゆうてもた）