日本橋へ
きのうは 蒲田まで書道の外稽古にいってきました
お正月の展覧会に出品する作品を 会の先生方に指導していただくためです
箱根でいくらか書き込んでいたので 東京に戻って体の疲れがとれてから
1,2回書いたものの あまり集中できなかったので まだ仕上がっていないのですが
昨日はお天気もよく久しぶりにお仲間にも会えたので 楽しい会でした
そのあと 同じ組のお仲間と 日本橋に出て 三井記念美術館で行われている
展覧会を拝見しました
一時の暑さはやわらいだものの やはり日中は日傘が手放せないですね
東京駅で電車をおりて 「日本橋」を渡り やはりこのあたりはいい通りだなぁと
あらためてしげしげと眺め 写真をとりました
特別展 美術の遊びとこころⅢ NIPPONの夏
-応挙・歌麿・北斎から「きもの」まで-
平成20年7月12日(土)~9月15日(月・祝)
[前期7月12日(土)-8月10日(日) 後期8月13日(水)-9月15日(月・祝)]
3回目を迎える「美術の遊びとこころ」シリーズでは、日本人と「夏」の関わりを日本・東洋の古美術品を通して紹介。
「夏」ならではの動植物や行事、娯楽などを表した絵画や工芸品を、朝から夜までの時間の流れなかで展示し、美術を鑑賞しながら、江戸時代の夏の一日を追体験できる趣向。
http://www.mitsui-museum.jp/index2.html
前期・後期と展示替えがあり 前期を見逃してしまい残念なのですが
いつきても 誰ときても みんな満足して帰っていかれるので
ついつい足が向いてしまいます
特別展はもちろん 内装も照明も素敵な茶道具の名品が並んだ
展示室1、2を通ることで気持ちがきゅっと胸のあたりに集まって
キラキラと静かにときめいてくるのでした
特別展は
1.朝の章
2.日盛の章
3.夕暮の章
4.夜の章
と日の傾きを追いかけるように 様々な角度で江戸を中心とした人々の夏の様子が
伺えるようになっていて このような展示をしてもらって さぞ展示品たちも
喜んでいるのだろうなぁ
最近 細雪 を読んでいたこともあり 日本橋界隈の空気がいまの気持ちに沿って
ほんとうに気持ちの晴れやかな日曜の午後でした
『細雪 (上・中・下)』 谷崎 潤一郎 (新潮文庫)