所長のブログ


先日、甲南大学会計大学院の河崎照行先生から、先生が寄稿された中小企業の会計に関する論文を頂きました。

著名な会計学者の先生から頂ける。と、もうそれだけで素晴らしいことで大変恐縮なのですが、その中で「大企業はIFRS(国際会計基準)に会計が統一され、独自性がなくなっていく中で、各国の独自性が発揮されるのは中小企業の会計ぐらしいかなくなっていく。」フレーズにハッとさせられました。

「国際化」というと最先端。というイメージがあるので、ついついそちらばかりに注目しがちですが、実は各国それぞれの良さというものも、当然大切にしていかなくてはらなないわけで、それが、我々が生きる会計の世界では、もはや「中小企業の会計」ぐらいしかなくなっているというのが現実です。

こういった視点を持って、これからも臨んでいきたいものだと思います。この点に関する、河崎先生のご主張はコチラ に詳しく書かれてます。