今日、監査事務所検査結果事例集を流し読みしたんですが
これが事実なら結構エグイっていうのが結構有りますね。

これはと思ったのを二点程・・・

○棚卸資産の評価の妥当性を特検リスクとして識別していたにも関わらず
質問での担当者の滞留在庫は無いと言う回答を以って適正と評価した

特検リスクを識別していたにも関わらず、実質カラカラチェック・・・

無限定適正意見前提の予定調和、ここに極まれりっと言った感じでしょうか・・・

○監査業務に関与していたのが、実質監査責任者と試験合格者二名
経験面や能力面で十分で無い試験合格者にリスクの高い勘定を担当させていた

これは酷い。
余りにも酷い。
これが事実であれば、こんな監査事務所に入所せざるを得なかった方が
心から不憫でなりません。

そもそも、論文合格者ほぼ全員に真っ当な監査経験を積ませる環境が用意出来ないのであれば
最初から大量合格などさせるなと言いたい。