大津いじめ自殺 澤村教育長「こっちも被害者」反省なし発言!!?? | 東京リーシングと土地活用戦記

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大津市の教育長「こっちも被害者」報道 ネット反発「反省の色全くなし」
2012/7/24 jcast news

自殺した中2男子生徒がいじめ被害にあった問題で、滋賀県大津市教委の沢村憲次教育長が「こっちも被害者」などと周囲に漏らしていたと報じられ、物議を醸している。もし発言が事実なら、何の被害を受けていたというのか。
いじめ問題は、未だに終息する気配はなく、激しい報道合戦が続いている。週刊朝日は2012年7月24日発売号で、巻頭を使った6ページもの特集を組んだ。
報道合戦など騒ぎの広がりに困惑
その中で、自殺といじめとの因果関係をなかなか認めない沢村憲次教育長によるとされた発言が、ネット上でまた炎上騒ぎになった。
それは、沢村教育長が今回の問題について、ほかの市教委幹部に次のように話したと報じられたからだ。
「どうして騒ぎが大きくなるのか」
「こっちも被害者」
「なぜ今ごろ、警察がしゃしゃり出てくるのか」
「いじめが自殺の原因だなんて認めていないのに、この報道はおかしい」

これに対し、ネット上では、「騒ぎが大きくなったのはお前のせいだろ」「人が死んでるのにこの対応」「反省の色全くなしw」「自分のことしか考えてない」と反発の声が相次いだ。こうした発言が表ざたになるたびに炎上していることから、「自分で灯油を撒き散らしながら、鎮火しないことを嘆く」との指摘もあった。
市教委の対応ぶりも暴露され、さらに火に油を注いでいる。
記事によると、いじめの調査を打ち切ったのは、教育長のオーストラリア視察と春の人事異動準備があったためだとされた。そして、男性生徒が自殺した後の会合で、「因果関係はなかったということでお願いします」と幹部らが口裏合わせをしたという。
沢村教育長ら幹部は、被害生徒の家では親が暴力を振るっているとして調査打ち切りを正当化し、生徒へのアンケート内容も沢村教育長はよく知らず、報道で「え、こんな内容?」と話していたとも報じている。

市長に悪者にされた被害者意識?
週刊朝日は、記者らの取材結果から、「断じて許すことができないのが、大津市教育委員会の対応」「澤村憲次教育長のとんでもない話を聞いた」と指弾している。
そこで、沢村教育長に取材しようとしたが、協議や公務などで多忙だといい、話は聞けなかった。市教委の学校教育課では、沢村教育長がしたと報じられた発言について、「そういう話は、一切聞いていないので、知りません」と答えた。教育長に確認したか聞いたところ、「そういうことはないと思っていますから、何も聞いていません」と言う。
視察などがあるため調査を打ち切ったかについては、「そういうことはありません」と否定した。また、因果関係がなかったと口裏を合わせたこともないとし、生徒アンケも報告段階で教育長は見ていると主張した。記事は、間違いだらけなのか聞くと「そうですね」としたが、抗議などをするかどうかは分からないという。
沢村教育長の発言について、ある大津市議は、うわさで聞く程度としながらも、「こっちも被害者」という真意についてこう推測する。
「確かに、報道合戦で家にまでクレームが来るようなこともあるのかもしれませんが、越直美市長への不満がすごくあるのではないかと思います。自分だけ責任を逃れて、全部教育委員会の責任にしているということですよ。言ってみれば、市長に悪者に仕立て上げられているという被害者意識ですね」
沢村教育長は2012年7月23日、市議会議長から越市長との連携を求められ、「いじめが自殺の一つの要因である可能性が高い、という点は共通認識だ」と市長と同席して答えたが、前出の市議は、「教育長はそう言わされているのだと思います」と指摘している。


大津いじめ自殺 教育長が「こっちも被害者」と発言
週刊朝日 7月23日(月)16時0分配信
 大津市の中2男子生徒(当時13、以下「被害少年」)の自殺から約9カ月たったが、今回の被害少年の死に至るまでの経緯を見たとき、断じて許すことができないのが、大津市教育委員会の対応だ。

 本誌は取材中、大津市の澤村憲次教育長のとんでもない話を聞いた。

「例のいじめのアンケートについても、今回大きく報道されるまで詳細について澤村氏は内容を把握していませんでした。なぜなら、報道で詳細がわかると『え、こんな内容?』とびっくりするような感じで話していましたから」
(別の市職員)

 澤村氏が教育部次長だった当時、パソコンから個人データが漏洩する出来事があった。そのときの様子を前出の市教委関係者は振り返る。

「澤村さんが『マスコミにばれなきゃ、たいしたことじゃない』『マスコミが騒ぎすぎる』という話をしていた。今回も『どうして騒ぎが大きくなるのか』『こっちも被害者』『なぜ今ごろ、警察がしゃしゃり出てくるのか』『いじめが自殺の原因だなんて認めていないのに、この報道はおかしい』と不満げな表情で市教委幹部に言っている」

※週刊朝日 2012年8月3日号



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いじめ」をどうとらえるか
Benesse教育研究開発センター 調査室長 木村治生 (2007/11/19更新)
 「いじめ」やいじめを苦にした「自殺」に関する悲しいニュースがテレビや新聞紙面を賑わすことが多い。少し前には、北海道滝川市では、小6の女子児童のいじめ自殺に、学校や教育委員会が十分に対応できていない様子が大きく報道された。また、福岡県筑前町で起きた中2男子のいじめ自殺事件では、担任教師がいじめの契機をつくっていたことが明らかになった。その後も、いじめが原因と見られる自殺の報道が途絶えることなく、改めていじめの多さが認識されている。

 このような状況のなか、いじめに関する統計の信頼性ついて、疑問が浮上した。文科省の調査では、平11年度から16年度まで、いじめによる自殺がゼロとされていた。しかし、『毎日新聞』が同期間にいじめが原因の疑いがある自殺が少なくとも16件あったと報じるなど、調査に対する批判が高まっている。

 それでは、文科省調査では、いじめの発生件数がどのように推移しているのだろうか。図をみると、6年度には小・中学校ともに2万5千件以上あったいじめが、17年度には小学校で5分の1(約5千件)、中学校では2分の1(約1万3千件)に減少している。小学校数は約23,000校だから、4~5校に1件の割合でしか発生していないことになり、実感として少ない印象を持たざるを得ない。



子どものいじめ自殺「ゼロ」の欺瞞
 
おきばり記者の「これは事件どす!」
週刊朝日2011年3月11日号配信

子どもがいじめに悩んで死を選ぶ。遺書でいじめを告発する--そんなニュースが絶えない。しかし、学校や文部科学省は、子どもたちが命をかけて訴えた声を握りつぶし、「いじめ自殺」を認めない。役人は「隠蔽はない」と言うけれど、あまりにおかしな統計の数字が、その欺瞞を明らかにしている。


 この数字を知ってほしい。

 文部科学省の統計によると、2000年度から04年度の5年間で、子どもの「いじめを主たる理由とする自殺件数」は「0」件となっている。では、実際にその5年間でいじめ自殺は起こっていないのか? そんなわけはない。


 00年、福岡県の男子高校生と中学生が同級生などからの恐喝や暴行を苦に自殺。埼玉県の中学生が2人、長崎県の男子中学生、長野の男子高校生、千葉県の女子中学生......など、この1年だけでも10件以上の「いじめ自殺」が、報道からは確認できる。

 また、警察庁の発表によると、00年に自殺した19歳以下の人は、598人にものぼる。1日に1人以上の未成年者が自ら命を絶っていて、いじめ自殺の報道が後を絶たないこの現状で、文科省の統計の数値が、あまりに現実離れして見えるのはなぜか。

「文科省のいじめ自殺の統計は、学校が作った報告書をもとにしているため、学校が隠してしまうと統計に上がらないのです」
 と説明するのは、『わが子をいじめから守る10カ条』の著者で、いじめ問題に詳しい武田さち子さんだ。

「自殺は報道されないケースも多々ありますし、警察が自殺と認定しても、学校と教育委員会が事故死として扱う場合もあります。私が見てきたケースの中には、生徒への調査で『いじめ』が明らかだという結果が出ると、証拠となるアンケートを燃やしたり、調査そのものをしていないことにした学校もありました」

◆文科省動かした、ある小学生の死◆

 昨年6月、神奈川県川崎市で男子中学生が自宅のトイレで硫化水素ガスを発生させて自殺した。

〈友達をいじめから助けられなかった〉
 と書かれた遺書には4人の同級生の名が挙げられ、いじめの存在が告発されていた。

 だが、この生徒の通う中学校長は当初、「調査中のため、いじめの有無については言えない」と言い続けた。男子生徒の父親が振り返る。

「学校の対応はひどかった。私たちは『何があったのか知りたい。調べてください』というスタンスなのに、調べもせず、判で押したように『いじめはなかった』と宣言する。毎週毎週、学校に行って要望を出していましたが、進展はありませんでした」

 最初は「いじめはあった」と認めたという担任教諭も、次の週に会うと、
「そうじゃなかったような......私の勘違いかもしれません」
 と言葉を濁したという。

 学校との不毛なやり取りが続き、見かねた市の教育委員会が指導にも入った。生徒の死から2カ月半たち、遺書に名前を挙げられた同級生のうち3人が暴力行為容疑で書類送検された後、ようやく校長はいじめを認めたのだ。

 実は文科省は、1999年度と05年度も子どものいじめによる自殺は「0」といったんは発表していた。しかし、07年に統計の方法を見直し、両年度とも「1」に変更された。06年度以降は、子どもの自殺数が統計上、増えたように見える(下の表)。

 その契機となったのが、1人の小学生の自殺だった。

 05年9月9日。北海道滝川市の市立小学校で、当時小学6年生だった松木友音ちゃんが教室で首を吊った。第一発見者は、奇しくも彼女が教卓に残した7通の遺書に名を記された「いじめグループ」の一人だった。

 友音ちゃんは意識不明の重体になり、翌年1月6日に他界。彼女が生死の間をさまよっているときから、教育関係者たちは隠蔽工作に躍起になっていた。

 事件の数日後、市教育委員会の教育部長が、友音ちゃんの入院先にやってきた。親族が、いじめの実態を知らせようと、
「これが遺書です。読んでください」
 と手渡そうとすると、
「見たくない!」
 と怒鳴られたという。

 しかし、実際はこのとき、市教委は遺書の内容を知っていた。校長が内容をメモし、こっそり教育委員会へ知らせていたのだ。

 事件当日、滝川市教委が道教委に送ったファクスには、遺書の内容とともに、
〈5年生時から、学級でのトラブルがあったようだ。→本日、校長が担任から聞いた情報〉
〈修学旅行時の班作りの時、もめた。→本日、教頭が担任から聞いた情報〉
 と記されている。このファクスを受け取っていたにもかかわらず、教育委員会は会見で、「いじめはなかった」と発表し続けたのだ。

 一方で校長は、親族に知らせずに保護者会を開き、
「手紙には、友達の好き嫌いが書いてあり、『一緒に遊んでくれてありがとう』と書いてありました」
 などと説明した。だが、そのような文言はなく、
〈学校のみんなへ〉
 と題された遺書では、
〈私は、この学校や生徒のことがとてもいやになりました〉
〈人からキモイと言われてとてもつらくなりました〉
 と訴え、ある同級生へあてた文章には、
〈あなたは、私が死んでせいせいしてるかうれしいかの、どちらかでしょうね〉
〈あなたは、私がいなくなってほっとしたでしょう〉
 などと書かれていた。

 命をかけた"SOS"の告発を握りつぶそうとする学校。意識不明だった友音ちゃんの目からは、何度も涙がこぼれた
という。

 学校の対応に業を煮やした遺族が、独自に子どもへの聞き取りを始め、徐々にいじめの実態が浮かび上がった。

「私の子どもが友音ちゃんに『キモイ』と言ったと話しました」
 と、涙ながらに教えてくれた母親もいたという。

 遺族の一人はこう話す。

「私の知ったことを、ひとつずつ学校へ聞きに行きました。しかし学校は認めようとしない。言うことがコロコロ変わる。『学校の持っている情報は全部出します』と言っておきながら、報告書の存在も知らせず、中身も見せてくれなかった」

 当初は対応していた担任教諭も、次第に面会を拒否するようになっていった。

「このままでは、あの子になにがあったのか隠されてしまう」
 と思った遺族は裁判に踏み切った。その結果、裁判所は、「担任に自殺予見の可能性があった」と認定し、行政の違法性を指摘。学校と教育委員会のひどい隠蔽行為が明るみに出て、滝川市と北海道は遺族に謝罪することになった。

 全国的なニュースになったこの事件をきっかけに、文科省はいじめの定義を大幅に改め、それまで「発生件数」として統計されていたいじめを「認知件数」に変更。さらに、公立学校のみを対象としていた統計に私立・国立を追加するなど、統計を見直した。こうして、友音ちゃんを含む3人の自殺が「いじめが主たる理由」として新たにカウントされたのだ。

 それでもまだ、文科省は現実とはかけ離れた数字を公表し続けている。

 表を見ると、「0」が並んでいた文科省の統計に、数字がいくつか入ってきたが、この数値は警察庁が07年から発表している数値よりも少ない。警察庁はこの年から自殺者数に、原因を加えて統計を出しているが、これは遺書の存在など、はっきりした証拠があった場合だけで、実際は背景にいじめがあったとしても、別枠の「学友との不和」や、「健康問題」にカウントされるケースがほとんどだという。要するに、警察庁の統計でも、いじめ自殺の実態を反映しているとは言いがたいのだ。

死んだ子どもは許してくれない◆

 これについて文科省はこう説明する。

「警察庁と文科省では調査のやり方が異なります。警察庁は捜査の結果、自殺と断定し、さらにその原因をあげている。一方、文科省の調査は、学校がどう把握しているのかが上がってきます。その時に遺族から、『自殺というのは伏せてほしい』と申し入れがある場合もあり、そのようなことで警察の捜査結果と見解の違いが出てくるのだと考えております」

 この回答について、前出の武田さんはこう補足する。

「学校の報告は必ずしも義務ではないのです。自治体によって報告の定義がバラバラ。なかには『校長が大したことないと判断したら報告しなくてもいい』とホームページにわざわざ載せる自治体もあります」

 98年にひとり娘をいじめ自殺でなくし、今は「いじめ問題」に取り組むNPO団体「ジェントルハートプロジェクト」理事を務める小森美登里さんはこう話す。

文科省は報道が過熱するとようやく通知を出します。娘を失って、気づけばもう10年以上がたちましたが、何も改善されていません。隠蔽を許さず、全ての数字を正しい形で吸い上げるシステムを作り直さないかぎり、死んだ子どもたちは許してくれません

 こうした指摘に対し、文科省は、
「文科省として隠蔽しているという事実はない。子どもの自殺を防ぐために、どんな事実であっても向きあってほしいという立場です。ひとつずつできるところから取り組みたい」
 と説明するが、事後の対応に納得できない遺族は後を絶たない。

 昨年、群馬県桐生市で小学6年生の女の子がいじめを苦に自殺した事件で、遺族は「いじめと自殺の因果関係を認めてほしい」と、市と県を提訴した。

 滝川市の友音ちゃんの親族は、裁判を闘った経験をもとにこう話す。

「裁判が終わっても、私たちの闘いは終わりません。私はすべてが明らかになるまで、あの子を知るすべての子どもに聞き取り調査をしようと思っています」

 事件から時間がたつと解決は難しくなるのではないかと問うと、親族は友音ちゃんの写真を眺め、
「私はあの子の気持ちに気づいてやれなかった。そしたら遺書を信じて進むことくらいしかしてやれない。正直、この気持ちをどう収めればいいのかわからないんです」
 と、涙を流した。 (本誌・小宮山明希)

     *

京都出身の「おきばり(頑張り)」記者(28)が、「これ、どないやねん!」と思った事件やできごとをシリーズでお届けします。

 
いじめ自殺の統計
<文部科学省>(文科省は年度、警察庁は年で集計)
     小学 中学 高校    
1999  0   0  1   
2000  0   0  0   
  01  0   0  0   
  02  0   0  0   
  03  0   0  0   
  04  0   0  0   
  05  1   0  0 <警察庁>  
  06  0   5  1 小学 中学 高校
  07  0   1  5  0   1   6
  08  0   1  2  0   5   6
  09  0   1  1  0   3   4




文部科学省の統計

子どものいじめ自殺「ゼロ」の怠慢!!??

10年間以上・・学校は無法地帯・・

警察も・・話しを聞かず・・

教育委員会も、見て見ぬ振り・・

澤村教育長って、すごいんだね・・

暴行は、傷害罪・・

自殺に至らした、殺人教唆罪・・の無視・・

こんなことは、あってはならないのに・

法治国家なのに、治外法権のような・・公立学校の異常さ・

結果・・・今回のような悲惨な結果が、

無造作にますます繰り返されていくのですね・・

ひどいもんだ・・