自分が自分で嫌になる時がある。
特に子育てをしていると、自分のいい所も悪い所も全部見たくなくても見えてきてしまう。
毎度毎度、顔見知りな欠点に出会っても
今まで積み重ねてきた月日は伊達ではなく、
そう簡単に太刀打ち出来るものでもない。
そんな時、ドラマを観る。歌を聴く。
the現実逃避 笑
すると、心を打つドラマや歌の主人公は
完璧ではない人ばかり。
というか完璧そうな人が見せる弱さとか脆さとか、そういう所にストーリーがあって、面白みがあるんだと思う。
歌も、一瞬の隙も与えない完璧に整った歌詞やメロディーだけで完結したら惹かれない。面白くないと感じてしまう。
人にも物事にも長所と短所があって、
短所は長所に変えてしまえればいいものだけど、
その短所のおかげで人生が彩られる事も、振り返るとあるような気さえする。
と私は逃げるのが得意だ 笑
開き直ってはいけないのだろうけど。
自分の弱さや弱点を知ってくれている人と話すのはなんて楽なんだと今日改めて思った。
それでも受け入れてもらえているのだという関係性があるから、何かを隠そうとする事もなく、
純粋に単純に楽しめる。
またそういう友達から見ると案外、自分にとっての弱点が長所に見えてたりする。
きっと自分の中にある"こうあるべき"自分や、
理想の自分と現実の自分との間で葛藤しながら生きている人も多いと思う。
正しさや理想を守ろうとする程苦しい。
でも短所にたまには悩む謙虚さは持ちつつも、
完璧な人間なんて面白く無いさと、受け入れてしまうのも悪く無いかなと思う。