2014年モデルのCANNONDALE(キャノンデール)の「ENDURANCE ROAD」(エンデュランスロード)にカテゴリー分けされている フルアルミ製ロードバイク「SYNAPSE DISC 5 105」(シナプス ディスク ファイブ)をご紹介します。
ハイブライトカラー(RAW)
ジェットブラックカラー(BLK)
「SYNAPSE DISC 5 105」のカラーは共に艶ありのグロスカラーでRAWとBLKの2色です。
フレームサイズは48,51,54,56,58cmです。
税抜定価¥160,952
「SYNAPSE DISC 5 105」はロングライドやツーリングをノンビリ走る人向けのロードバイクです。
人間は「ガタガタ道」をロードバイクで走るとその衝撃一つ一つで体を前後左右に振られ、その傾いた体を元に戻すことに体力を使うそうです。
そんなガタガタ道をスムーズに走れるよう作られたのがこの「SYNAPSEシリーズ」で、「ENDURANCE ROAD」と分類されています。
「SYNAPSE DISC 5 105」はフルアルミフレームでありながら優れた振動減衰性能を備えつつ、ガタガタ道をストレスなく上体を起こして走れる「リラックスポジション」を持ち合わせています。
日本の道路でガタガタ道は少ないですから、楽な姿勢で走れる「リラックスポジション」が「SYNAPSEシリーズ」を選ぶ重要なポイントとなります。
特に体の硬い人がロードバイクにストレスなく乗られるのでしたらハンドル位置が高くて近くにできる「リラックスポジション」を持つ「SYNAPSEシリーズ」が最有力候補になります。
この「SYNAPSE DISC 5 105」の最大の特徴はブレーキが「機械式(ワイヤー)ディスクブレーキ」であることです。
「ディスクブレーキ」の利点はどんな天候でもブレーキ制動力が安定します。
キャリパーブレーキやVブレーキ等のリムブレーキは雨天時、リムサイドに水や泥が付くとブレーキ性能は極端に低下しますが、ディスクブレーキはその心配がありません。
またリムにブレーキ面を持たないディスクブレーキ用のホイールはリムの摩耗が無く強度が上がり耐久性も向上します。
弱点はフレームがディスクブレーキ専用になるのでキャリパーブレーキに変更ができないこと、
リアホイールのエンド幅が通常のロードバイクより大きく、ホイール選択が少しだけ制限されること、
ディスクブレーキ本体とフレーム側の取り付け箇所やその周辺の精度又は剛性不足の場合ローターにシューが接触しやすい傾向にあること、
制動開始時に共鳴音が鳴りやすいこと、
機械(ワイヤー)式ディスクは油圧ディスクに比べるとブレーキ制動力が弱いこと、等です。
総合的に考えると、少ない力でブレーキ制動力を安定させられるのは間違いなく「ディスクブレーキ」のメリットです。
ロードバイク業界は「ディスクブレーキ化」を推進しているようなので、これからは「SYNAPSE DISC 5 105」のような「ディスクブレーキ仕様のロードバイク」がスタンダードになっていくのでしょう。
「SYNAPSE DISC 5 105」に使われているコンポはデュアルコントロールレバー、リアディレラー、フロントディレラーのみ「シマノ105コンポ」です。
「SYNAPSE DISC 5 105」の最大の特徴は「ディスクブレーキ」であることです。機械式(ワイヤー式、メカニカル式)のディスクブレーキは「PROMAX製」です。制度や制動力がイマイチなので、機械式でこのまま行くのなら「シマノ製」に、又は油圧式に交換するのが良いでしょう。
長いヘッドチューブを持つ「SYNAPSE DISC 5 105」は上体を起こした楽なポジションが取れるロードバイクです。この手のロードバイクの中でも「乗車姿勢の楽さ」は1、2を争うほどです。
扁平バテッドされた「チェーンステー」と三角形状に成型された「シートステー」により、縦方向へのしなやかな動きが実現し、路面からの衝撃と振動を吸収するので、フルアルミフレームながら「SYNAPSE DISC 5 105」は優れた「振動減衰性能」を持っています。またエンド部にキャリアダボがあるのでしっかりしたキャリアを取り付けることができ、「荷物ありの長距離ツーリング」も可能です。
「SYNAPSE DISC 5 105」はフレームのボトムブラケット部がBB30規格です。標準で付属するクランクはBB30用の「FSA GOSSAMER」です。