横浜美術館の常設展示(コレクション展)をはじめて見たのは、イサム・ノグチ展開催時でした。
元々、イサム・ノグチよりもダリ、デ・キリコ、マグリットらシュルレアリスム(に関連する)作品が常設展示されているということに興味を持って訪れたのでした。(ルーブル展で来た時は常設展示にまで頭が回らなかった)
館内を軽く見て回っていると、ただならぬ気配を感じたので、視線をやると、目に入ったのがコレ。
正面 別アングル
彫刻を見てびびったのは初めての経験でした(イサム・ノグチ展を見終えたばかりでしたが)。
この彫刻作品は「バラの頭の女性」(1981年)/サルバドール・ダリ
作品の足元にあるプレートにダリの名を見つけたとき、妙に納得したのを覚えています。
特に手が美しいよね。
シュスレアリスム展示室
左にある彫刻が「ニュートンを讃えて」(1969年)/サルバドール・ダリ
奥の三連絵画は「幻想的風景―暁、英雄的昼、夕暮」(1942年)/サルバドール・ダリ
正面 背面
正面のもっといいアングルの写真はボケてたよ。「バラの頭の女性」と甲乙付けがたいくらい魅力的な作品ですが、こちらの方がより、所有欲を刺激されます。ミニチュアで売ってないかね?
余談ですがキン肉マンに出てくる“ブラックホール”(7人の悪魔超人の一人)に似てるよね。
この2点は今までに見た彫刻作品ではピカイチ。写真なんかでは魅力を切り取ることは出来ていないので、是非実物を見て欲しいです。
絵画「幻想的風景―暁、英雄的昼、夕暮」も大きさ、迫力、面白さがあり、≫ダリ回顧展
に来ていた作品に劣るものではないですよ。
ここにはダリ以外にもいい作品がありますが、それは次回。
↓最近出版されたダリ本。気にはなっているけど未購入。
- 岡村 多佳夫
- 西洋絵画の巨匠 (3) ダリ
↓こちらは定番のダリ本。
- クリストファー マスターズ, Christopher Masters, 速水 豊
- ダリ
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