私はきらきらアフロ という番組が大好きだ。この番組及び、出演者の松嶋尚美さん・笑福亭鶴瓶さんの魅力について掘り下げると野暮になるので簡単に。
~この番組の特徴の一つに、鶴瓶師匠がしている話を、松嶋さんが「そういえばな」とさえぎり、自分の話をしだす。そしてその後一切、鶴瓶師匠のしてた話に戻らないというのがある。
最近はもう慣れたものだが、番組を知った当初は「鶴瓶の話、終わりかよ!!」と心の中で(あるいは口に出して)、さま~ず三村ばりのツッコミを入れたものである。~
あれはプロ野球界再編についてのニュースが連日TV報道されていたころの話。
その日、私は当時東京へ長期出張中だったorangeobject君 と遊んでいた。神保町で古本屋を回った後、orangeobject君 の住むウィークリーマンションへ移動することに。
電車で移動するため、最寄の駅に向かう。ホームで電車を待っている際、キヨスクのスポーツ新聞の見出しが私の目に入ってきた。
「古田号泣」
私はその刺激的な四文字に瞬時に反応した。私は野村監督時代のヤクルトのファンである。野村監督がプロ野球界を去ってからトーンダウンしたものの、野球界の動向はチェックしている。ましてや古田選手会長というと「野村ID野球の申し子」ではないか。
orangeobject君 もプロ野球界については人並み以上の知識があるので、古田選手会長が球界再編に向けて連日汗を流していることは理解している。私が「あっ、あれ」とスポーツ新聞を指差すとorangeobject君 も「古田号泣?」と瞬時に反応。気が付くと二人共、足早にキヨスクの方へ向かっていた。
すると二人の目に別の見出しが飛び込んできた。
「ドラクエ8発売日決定」
どちらともなく口に出る
「ドラクエ発売日決まった!?」
「結構早いね」
「ドラクエといえばさ・・・」
という言葉。花咲くドラクエ談義。到着する電車。乗り込む二人。
orangeobject君 のウィークリーマンションでは、神保町で彼が購入した妖怪の画集を解説つきで見せてもらい、楽しい時間を過ごした。
後日気づいたことなのだがその日、二人の間で古田選手会長についての話は再開されることはなかった。
この話を別の友人にしたところ「なんか、きらきらアフロみたいだね」と指摘された。そういえば、私もorangeobject君 も、きらきらアフロが大好きなのだ。当事者二人が気づかないとは。
しかし、「古田選手会長」「ドラクエ8」「きらきらアフロ」、3つの点が線で繋がったことで、意味を付加できたのは良かったかな。
ゴメンネ、選手会長
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