猛暑
北海道では7月中旬から猛暑が続いていて、今日までで最高気温30℃以上の真夏日が27日連続。
35℃以上の猛暑日は今日で途切れましたが、昨日まで15日間連続でした。
美瑛でも昨日の最高気温は37.1℃と観測史上最高を更新。
昨日は夕方久しぶりに雨が降りましたが、7月の降水量はたった7mmで、これも観測史上最低。
今年の夏はまさに記録的な暑い夏となってしまいました・・・
この暑さと少雨の影響で、ホースを畑まで延長して直接水を撒けるようにしましたが、畑の土は乾ききっています。
ヒマワリは元気ですが・・・
ジャガイモはすでにほとんどが枯れてしまっています。
収穫してみましたが、ほとんどがピンポン玉以下で、すべて野球のボール以下。
量も少なく、残念な結果となりました。
こんな状態なので、ほかの作物もあまり期待できそうもありません・・・
この暑さ、いつまで続くのかなぁ・・・と思っていたら。
明後日からの最高気温は22℃前後と一気に下がる模様。
暑い夏は終わって秋の気配が漂いそうな天気になりそうです。
涼しくなるのは良いのですが、気温の変化にからだがついていかない年齢のため、体調を崩さないように注意していこうと思っています。
雨
本州や四国、九州では梅雨の後半に入り、各地で大雨の被害が出ています。
被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
このような状況の中、美瑛では雨がほとんど降っていません。
5月は天候不順の日が多かったのですが(特に土日はほとんど雨)、6月に入ってからは好天が続いていました。
5月の天気が悪かったため、天気が良くなり良かった!と喜んでいたのですが、調べてみると記録的な少雨。
直近30日間の雨量を見てみると・・・美瑛ではたった13mm。
平年の16%しか降っていません。
ただ、隣の上富良野町では73mmで平年の82%となっています。
たぶん、基本的に少雨なのですが、局地的な大雨の影響で近くの地域で大きな差が出ていると思われます。
この影響で、我が家の畑は土が乾いてしまっています。
それなりに、植物の生命力で枯れることはないのですが、今のところ生育はいまいちです。
ジャガイモも土寄せしましたが、土がぱさぱさで崩れかかっています。
ソラマメも元気がなく、実も小さめ。
相変わらず雑草は元気ですが、刈払い機で草刈りをすると土が乾いて砂埃が舞い、さらに草も水分不足でうまく切れません。
天気予報を見てみると、しばらく雨は期待できそうもありません。
とりあえずはジョウロで水やり、日課になりそうです。
ひまわり作戦!
桜の季節も終わり、畑仕事が忙しくなってきました。
先日は、落花生やソラマメの苗を畑に定植。
ソラマメの苗には、風対策として肥料袋をかぶせておきます。
この時に使うのがこれ。
昨年咲いたひまわりの茎です。
通常は竹を使いますが1つの袋に4本使うため、たくさんの苗に袋をかぶせようと思うとかなりの量の竹が必要になってきます。
そこで、代わりにひまわりの茎を使ってみることにしました。
竹と比べて強度は落ちますが、多少の風でも折れることなく、問題なく使えます。
さらにひまわりは冬の間のバードテーブルでも活躍。
小鳥たちの(たまにエゾリス)エサとしても人気があります。
当然花もきれいですよね♪
そんなひまわり、今年も種蒔き終了。
夏になったらきれいな花が咲くのを楽しみに待っていましょう。
そして冬、春と活躍してくれることを期待しています!!
さくら
今年の桜前線は例年より早く北海道に到着し、4月下旬には札幌などで満開となりました。
美瑛ではGWの悪天候と低温が影響し、連休後半からぼちぼち開花。
すでに散ってしまったところが多いですが、場所によってはまだまだ見ごろ。
我が家のエゾヤマザクラも先日の14日、昨年と同じ日にやっと開花しました♪
この1年で木も生長し、昨年よりも花の数も多くなってきました。
この桜の木を植えたのは、丸太小屋が完成した2013年。
今から8年前です。
植えたときは2mほどの苗木でしたが、今は倍以上。
まだ見ごたえのある満開の桜とはいきませんが、年々生長していく桜の木を楽しみにしていこうと思います。
そして来年は、満開の桜の木の下で焼肉でもしながらビールを飲んで、花見気分を味わいたいですね!
ビニールハウス
ゴールデンウィークが終わりましたが、美瑛では連休中天気が悪く、雪が積もることも。
近所の畑では植えたばかりのビートの苗が、雪の中で寒さに耐えていました。。。
こんな状態なので我が家の農作業も遅れ気味で、ビニールハウスが必需品となっています。
そんなビニールハウス。
例年は雪が積もる前にビニールをはがしていたのですが、昨年は横着?してビニールを付けたままで越冬させてみました。
結果は・・・
側面は特に問題はありませんでしたが、屋根のビニールは劣化していたこともあり、寒さと雪の影響で何か所か破れてしまいました。
もう少し厚いビニールを使えば(現在は0.1mm)越冬できそうですが、やはり冬はビニールを外したほうがよさそうです。
ビニールが破れたままでは使えないので、先月末、新しいビニールに交換。
内部も耕して、やっと準備が整いました。
今まで家の中で育てていた苗たちもビニールハウスの中へ。
家の中だと温度変化が少ないため徒長の原因となるので、夜間は温度の低い玄関に移動したりしていましたが、ハウスの中なら昼間は暖かく夜は涼しいため、徒長しにくい環境。
ただ、油断していると温度が上がりすぎたり、氷点下まで下がったりと温度管理は欠かせません。
まだまだ気が抜けませんが、ハウスが使えるようになればとりあえずは一安心。
これから育苗や栽培にビニールハウス、活用していこうと思っています!
苗準備
まだまだ寒暖の差が大きいですが、やっと春らしくなってきた美瑛。
近所の畑でもトラクターが動き出して、農作業が始まりました。
我が家の畑も準備に取り掛かっています。
昨年は何かとドタバタしていて自分で苗作りができず、買ってきた苗を使っていましたが、今年はすでに準備開始。
先ずは4月11日に落花生の種蒔きと、ニガウリの種を水に浸けました。
今まではニガウリはストーブの近くや日当たりの良いところに置いていましたが、なかなか発芽温度まで上がらずに芽出しに苦労していましたが、今年は作戦変更。
ペット用のパネルヒーターを発泡スチロールの箱に入れ、温度コントローラーを取り付けて、25℃~30℃になるように設定。
その中に落花生の種を蒔いたポットとニガウリの種を入れてみたところ、4日後には根が出てきました。
発根した種をポットに蒔き、ふたたび発泡スチロールの箱の中に入れ発芽を待ちます。
作戦の効果は期待以上で、種準備から10日ほどで落花生、ニガウリともほとんどのポットから芽が出てきました。
芽が出たら徒長防止のため、暗くなったら温度の低い玄関に移動し、朝になったら日当たりの良い窓際に移動。
今のところ順調に生長しています♪
畑に植えられるようになるまではまだまだ気が抜けませんが、久しぶりの苗作り。
苗たちの生長を楽しみながら育てていこうと思います!
日高本線
昨日から4月。
新年度の始まりです。
そんな年度が替わる3月31日。
JR北海道の日高本線の鵡川-様似間、116kmが廃止されました。
2016年12月の留萌線(留萌-増毛)、2019年4月の夕張支線、昨年春の札沼線(当別ー新十津川)と、北海道では廃線の流れが止まりません。
ただ、今回の日高本線については、今までとはちょっと事情が異なります。
実はこの日高本線。
2015年1月の高波被害により線路の路盤が流されてしまい、その後ずっと代行バスによる運行となっていました。
すでに、6年以上列車は走っていなかったのです。
線路は茶色くさび付き、雑草が生えています。
なんかこの景色、どこかで見たことがあると思ったら、東日本大震災で被害にあった線路。
同じような雰囲気に心が痛みます。
高波で被害にあった部分。
思いのほか海岸線に近くてびっくり。
この部分は完全に路盤が流され、線路は宙ぶらりん。
これだけの被害を受けてしまったら、やはり復旧は難しかったのでしょう。
そのため、周辺自治体も廃線は仕方ないといった雰囲気で、ついにこの日を迎えることとなりました。
それでも、コロナの影響の中でも熱心な鉄道ファンや地元の住人がひっそりと最終バスを見送りました。
そして私も、3月30日に静内-様似間の代行バスに乗車してきました。
晴天の静内駅を出発。
この日はJRバスと他のバス会社の観光バス2代での運行。
バスですが、切符はJR北海道発行のもの。
駅の券売機で買えます。
停留所も日高本線の駅に順番に止まっていきます。(駅以外には止まりません)
静内から約60kmを2時間近くかけて終着駅の様似に到着。
ここで線路は行き止まり。
バスから車窓を眺めていましたが、海岸沿いを走る線路は汽車に乗っていたらきっときれいだったろうなぁ、と思いました。
列車に揺られながら、黄金色に染まった海に沈む夕日を眺めることもできたことでしょう。
そしてこの地域には競走馬の牧場もたくさんあり、牧歌的な雰囲気の中を走る日高本線、絵になります。
日高本線は廃止されてしまいましたが、いつかこの区間を駅を巡りながら、のんびり歩いてみたいなと思いました!
以前ここを、汽車が走っていたことを想像しながら。
バードテーブル
3ヵ月ほど前、バードテーブルを作って庭に設置しました。
今までにも何度かバードテーブルを作り、野鳥の訪問を楽しんでいましたが、今回は3代目。
だんだん腕が上がってきたような気がしますが、鳥たちが気に入ってくれるか気になるところです。
そんな心配をよそに、常連客となったのがスズメ・・・
ここ数年、家の周りにたくさん住み着いて、以前は田んぼの稲を食べたりとちょっと迷惑?
でも、エサを食べている姿はちょっと癒されます。
そんなスズメの隙を縫ってやって来るのはコガラやシジュウカラ。
スズメは中に居座って食べ散らかしますが、コガラたちは一粒ずつ取っては近くの枝に飛んで行って食べます。
バードテーブルには置きませんでしたが、近くにはリンゴを置いてみました。
リンゴが好物なのはヒヨドリ。
おいしそうに食べています。
そして・・・野鳥以外にも珍客が・・・
たまにエゾリスもやってきて、中に入り込み誰にも邪魔されずにのんびり食べています。
さすがのスズメもエゾリスが来たら退散してしまいました。
冬の間は賑やかなバードテーブル。
でも、春になれば若葉や虫などの美味しいエサが自然界にはたくさん出てきて、バードテーブルの役目は終了。
それまでの間、もう少し鳥たち(動物たちも)の姿を楽しませてもらいましょう。
プリン
最近、食べ物ネタが続いていますが、今回はプリン。
甘いものが大好きで、コンビニなどでよくデザートを買って食べていますが、以前から気になっていたプリンを買ってきました。
富良野の中心部から車で30分ぐらいのところにある、エゾアムプリン製造所。
確か、飛行機の機内誌に載っていて、いつかは食べてみたい!とずっと思っていたのです。
直売日は週に3回で、1日18個のみの販売。
原材料は、卵,牛乳,生クリーム,てんさい糖,湧き水のみ。
すべて手作りで1個1000gで3,000円と、ハードルはちょっと高めですが、先日思い切って買いに行ってきました。
素焼きの容器に入ってこんな感じ。(我慢できずに写真を撮る前に食べてしまいました・・・)
断面は色が濃く、濃厚な感じが伝わってきます。
食べてみると、見た目の想像よりももっと濃厚で、口の中に素材の力強さが広がってきます!
特に上の固い部分は癖になるおいしさ。
おいしい食べ物を食べているときって、幸せを実感することができますね♪
食べ終わった後の容器はこんな感じ。
オーブン料理や、いろいろなことに使えそうな素敵な ‟うつわ” です。
頻繁に買いに行くことはできませんが、たまには(年に数回?)幸せな人生を送るためにも、エゾアムプリン食べたいです!!
パン
最近、といっても1年半くらい前から朝食にパンを食べることが多くなりました。
仕事の日はゆっくり朝食を食べている時間がありませんが、休みの時はのんびりコーヒーを飲みながらパンを食べています。
最初のころはスーパーで買った食パンや菓子パンなどでしたが、おいしいパン屋さんで買うのも楽しみの一つ。
たまに贅沢して、美瑛の小麦(ゆめちから)を使った食パンやバターロールを買ってきます。
この食パンはモチモチで1斤に1枚付いてくるミミの部分がおススメ。
食パンのミミが美味しいと感じたのは初めてかな。
そして先日、旭川で幻のパンをゲット!
なにが幻かというと、店の名前が ”幻のパン パパラギ”
あまりの人気に、開店してすぐに品切れで店も閉めてしまいます。
お店の空いている時間、たぶん30分もないでしょう。
私が行った時も、開店15分前に行ったのに整理券の番号は25番。
順番が来た時には、すでに品切れの種類もあり数量制限もありましたが、なんとか買うことができました♪
パンの袋には控えめに?店主のこだわりが。
ナイフを使わずに、焼かないで食べる??
実際に食べてみましたが、手で簡単にちぎれ、ふわふわの食感にほのかな甘さ。
確かに焼いたらこのおいしさは味わえないでしょう。
でも、バターではなくマーガリンをつけて食べるのも悪くはないですね。
今回はレーズンでしたが、次回はチーズやミルクも食べてみたいです!!
美瑛や旭川周辺には、このほかにもおいしいパン屋さんがたくさんあります。
これからも休みの日の朝においしいパンを食べるため、パン屋さん巡り続きそうです♪