天才なんかじゃない | びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

びっくりするほど上手くなった!名古屋のバッティングスクール「Count23」

名古屋にあるバッティングスクール「Count23」のブログです。
小学生・中学生などの少年野球選手がチームで活躍するための技術向上を目的とした野球スクールです。バッティング、ピッチング、キャッチボールなど多彩なコースでチームの中心選手に育てます。


コーチの玉川です。



プロ野球で200勝を挙げ、名球会入りした工藤選手の
高校時代を連載しています。



あのイチロー選手が、天才と呼ばれるのに対して
違和感を持っているのは皆さんご承知でしょうか。



では、そのイチロー選手の大先輩でもある
工藤さんはどうでしょうか? 



まず工藤さんの身長は175センチです。



これはプロ野球の投手としてはやや小さい方に入ります。



持って生まれた素質の面でいうと、バッターでは
ボールを遠くに飛ばす能力、投手でいうと
速い球を投げられる事がありますが、
これも工藤さんの場合は当たりません。



工藤さんのボールはスピードは、甲子園でいえば普通と
言ってよかったと思います。



確かに左投手というのとカーブには天性のものがありましたが、
そこまでなら甲子園やプロ野球の中でも
平均的な才能と考えられると思います。



とくにプロ野球界は優れた選手達ばかりです。




 では工藤さんは一体何処が凄かったのでしょう?



そのあたりを考えて行きたいと思います。



 まずは工藤さんの練習を簡単にご紹介します。




高校時代の夏休みは、毎日1日中練習です。



ウォーミングアップ、キャッチボール、バッティングまでは
他の選手と同じメニューです。



ピッチャー陣は先にバッティングを済ませると、
他の選手が全員打ち終るまで外野で走り込みです。



当時、名電のグランドは外野フェイス沿いに砂場が設置されていました。



そこを永遠とレフトポールからライトポールまで、
ダッシュを繰り返していました。



真夏の砂場ダッシュは地獄でしたが、工藤さんは
手抜きなどしないで一生懸命に走っていました。



おそらく毎日、3時間から4時間くらいは走っていました。



それから水分を補給して、ほとんど休む事なくピッチングです。



真夏の1試合分の時間を走っていることになります。



朝から相当な量の練習をこなしてからの投げ込みです。



後に詳しく記載しますが、当時は1回戦から決勝戦まで
一人で投げ抜くのが普通でした。



工藤さんはそのことをこの頃から完全に意識していました。



走り込みと投げ込みで、ボールを投げるスタミナを養っていました。



そして午後からは、全体練習でのバンド処理や
フォーメーション、シート打撃などの練習をこなして、
締めの走り込みをチームと一緒にやります。



当時は外野フェンス沿いの砂場を走るのを「地獄のポールダッシュ」
と私達は呼んでいました。



でも工藤さんはすでに地獄の練習をこなして、
その上で私達野手と一緒に走り込みをしています。



私達はキツそうな顔など出来ませんでした。



工藤さんに比べたら対した地獄ではないからです。



皆さんここまで読まれていかがですか?



物凄い練習だと思いますよね?



 ですが工藤さんの1日はこれだけでは終わりません。



食事を取って夜の練習が始まります。



次回で工藤さんの夜練習と私しか知らない
工藤さんのかわいい姿をご紹介します。



次回をお楽しみに。



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