みどり教室、コーチの玉川です。
工藤選手との思い出の連載です。
私が工藤さんの部屋っ子となってからしばらくの事でした。
工藤さんが私のバッティングを見る機会があり、
その日の夜、工藤さんに言われた言葉でした。
普段の練習では、工藤さんのピッチャー陣は先にバッティングを済ませ、
直ぐに走り込みとピッチングをします。
上級生がバッティング練習した後、
私達下級生がバッティングをするため、
工藤さんが私のバッティングを見る事はありませんでした。
この日、工藤さんは初めて私のバッティングを観察し、
私のひどいスイングが気になったようです。
「おいタマ!」
「あんな大振りじゃ中学校まではなんとかなっても、
ここでは通用しない。」
「もっと下半身を使ってインサイドからバットが出てこんと駄目だ。
いいバッターはトップからインパクトまでが速い。」
「お前のは遠回りしてる・・・」
工藤さんはこの時まだ高校二年生だったのですが、
すでにこの時、技術論、観察力、分析力など、
頭脳的な所も超一流でした。
プロ野球会での数々の栄光も、この頭脳があったからだと
私は思っています。
毎日マッサージをしながら、工藤さんに
バッティングのアドバイスを頂き、時が流れていきましたが、
ある日私は工藤さんを激怒させてしまいます・・・・
つづく・・・
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