自分の強みが知りたい その23 | あなたの個性を応援ブログ!

自分の強みが知りたい その23

こんにちは! 強み発見カウンセラーの小関珠緒です(^0^)/


昨日、久しぶりにパンを焼きました。
ラムレーズンパンです。
『小公女』という小説に出てくる、
ぶどうパンを思い浮かべながら作りましたよ。




さて、今回の強み発見シリーズは、
【その23 それを始めたきっかけは何ですか?】です。

あなたのお仕事は何ですか?
将来、やりたいことは何でしょうか?


これらには、必ず始めたとき、始めるときがあります。
そして、続けているうちに、今に至っていると思います。


今回は始めたころのことを、思い出してみてください。


あなたは、どうしてそれを選択し、始めたのでしょう?
そのきっかけはどんなことだったのでしょうか?



「何となく始めた」「何となく決めた」
という方もいるかもしれませんネ。


それにしても
仕事でもやりたいことでも
たくさんある中から、1つを選択し、継続して
やめていないわけです。
または、これから形にしようとしているわけです。


人は何かをきっかけにして、多くのことを選びます。
そこにその人なりの思いや個性があったりします。

ここに何か理由がある気がしませんか?



例えば、私は、本の編集業・ライティング業に携わって、
16年くらいになりますが、
その仕事を選んだのには理由があります。


話はさかのぼりますけれど、
小学生のとき、
私は、人生はつまらないと感じていた子どもでした(笑)
(イヤな小学生ですねー。あはは)


そのころ、図書室で、たまたま『小公女』を読んだのですね。
あっという間に小説の世界に惹き込まれ、
現実の世界を忘れて没頭しました。

時間を忘れる…という感覚を知ったのも、このときでした。

世界はこんなに面白い秘密を隠していたのかと、感動しましたね。
現実がひっくり返った感覚を受けました。

小公女セーラにもなりきりましたし、
小公女の世界を想像するだけで、ワクワクしました。

雲厚いイギリスの街、色とりどりのお菓子、華やかで美しいドレス、
熱々のぶどうパン、魔法のかかった屋根裏部屋…。

小説の世界をイメージして、まるで自分が経験したように感じること、
それが、本当に本当に楽しかったのです。
(いわゆる現実逃避ですネ・笑)


そして、なぜか、
「将来、私も、こういう本を提供する側になる」
と直感的に思ったのですネ。


自分が受けた感動を、
今度は自分が作って渡したいナ…と思ったんでしょう。


そして、大人になり、
会社で本を編集する部署に勤めました。
独立した今でも、
本を作る仕事、文章を書く仕事に携わっています。
(個人的に小説も書いています)


本を作る仕事、文章を書く仕事は好きなのですが、
やはりツライとき、大変なときもあります。
何度も「やめちゃおうか」と思いました。


けれど、そのときにいつも思い出すのです。


「そうだ! 小公女を読んだときの感動を
別の形で誰かに伝えたくって、この仕事を始めたんだ」
「つまらない小学生だった自分を喜ばせてくれた感動を
誰かに経験してもらいたいと思っていたんだった!」


そして、思いを新たにして、仕事に向かえるのです。
この連続が、継続につながっていくのですネ♪


そうそう。
だから、始めたきっかけを思い出すことは、強みになります!
それもあなただけが持つ、経験から生まれた強みです。


自分が本当に感動したこと、強い思いを抱いたこと。

これを思い出しておくことは、
何かをやり遂げるときの、とても強い味方になってくれますよ。



「感動や、強い思いなんてないよ!」
という方、いますか?
でも、続けられているということは、
そこに何らかの理由があると思いますよ!


それに関わっているときの誰かの笑顔や喜ぶ顔を見るのが好きとか、
その場にいるときの自分が役立っている感じがするとか…ネ。



お仕事、やりたいこと…
あなたの始めたきっかけ、始めようとしたきっかけは何ですか?

ちょっと思い出してみてくださいね!


では。よい連休を!