今日は、失語症会話パートナー養成講座に、ボランティアスタッフとして参加してきました。


ビックリマーク失語症会話パートナービックリマーク


ご存知ですか?


失語症になった方は、社会に出て行こうとされるときに様々な問題でつまずきを感じ、外にでるのをやめてしまう・・・、という方が多くいらっしゃいます。


そこによりそって、社会参加を手助けしましょう、という役割を担うのがボランティアの失語症会話パートナーさんたちです。


具体的には・・・・。


・ワープロ操作を教える

・役所の手続きにつきそって書類申請のサポート

・失語症友の会やその他の場所へ出かけるときの付き添い

・手紙を書くのを手助け

・趣味の活動の援助

・話相手


などなど。です。


これは、カナダ発祥のものですが、日本でもすこしずつ広がってきて、ここ愛知県でも2004年から、会話パートナーさんを養成する講座が立ち上がりました。今回で10回目です。


現在、愛知県では、会話パートナーさんの活躍の場所は、失語症友の会の例会が中心です。そこに参加して会話を一緒にたのしむ、といった活動に限られています。が、今後上記のような個人支援もしていこうと、検討・研究中です。


今日は、養成講座の第一回目。講座を受けれらた方々の動機は様々。ご家族が失語症になった方・傾聴ボランティアをする中で、失語症の方とコミュニケーションが取れないことに気付いて勉強しようと思った方など。みなさん、一般の方です。5回の講義・実習を通して、失語症会話パートナーの勉強をしてゆきます。



ベルここからは、私の長い長いつぶやきなので、面倒な方は読み飛ばしてください。


そう、上記のサービス内容を読んで、あれ?どこかで聞いたような・・・。と思われた方もいらっしゃるかもしれません。


そうです。


私が、起業してやろうと思っていたことが、まさにこれでした。

実用的なコミュニケーション訓練として、やりたいと思っていたこと。


「切符の買い方、パソコンの使い方、役所への申請サポート・・・・。」


これを、訓練してゆこうと思ってました。


でも、失語症会話パートナーさんの個人支援が本当に軌道にのれば、私のやろうとしていることは、彼らがやるべきことなんですね!ということに気付きました目


私がやらなくても。


じゃあ、私は何ができるか・・・・?


講座の後で、この講座を立ち上げた私の恩師とそのあたりについて、話をしてきました。


そこでなんとなくまとまった方向性としては、以下の通り。


1.失語症者と会話パートナーをつなげる役目をする人・組織は必要。

  つまり会話パートナーの派遣。

2.楽しみの場所としてサロンは、必要。



上の二点なら私はできそうだグッド!


いろいろ見学&先人の話を聞いて考えてゆこう。



それから・・・・・。


私はいろいろたくさんのことを起業してやろうと考えていたけれど、もしかすると、もっとコンパクトな形で充分かもしれない、と思い始めています。


女の子子どもの訓練もしようと考えていたけれど・・・・

→独り立ちするにはあまりにも技術不足&修行が必要。今、病院で同僚と一緒に情報交換し、勉強しながら、訓練できている環境がとてもよい!


男の子失語症・高次脳機能しょうがいの方の個別訓練もしたいけど・・・・・・→これも、病院でできる。



と、いうことや、会話パートナーさんの役割も考え合わせると、(そして、今後の生き方も含め)私の働き方のスタイルとしては、


星非常勤として、病院で子どもの訓練と、失語症・高次脳機能しょうがいの方々の訓練をきっちりやる。

星自分で立ち上げる部分としては、サロンと会話パートナーの派遣。


というのが、現実的かもしれません!!!!!!



でも、まだまだいろいろ調べます。考えます。

どこまで転がってゆくのか、乞うご期待!