なんと、随分更新を怠っていたと思ったら2012年最初の記事じゃないですか!
遅ればせながらアメブロ読者の皆様、明けましておめでとうございます。
m(_ _ )m
ニュージーランドに渡航してからの報告は去年の12月6日に「棲家決定!」という記事を書いて以来になってしまったので、簡単にその後の状況を書いておきますね。
まず一度決まったと思った息子の学校に極近の家ですが、実はその翌日不動産屋さんから「大家が親族用に使うから貸せないと言ってる」というメッセージを頂戴いたしまして・・・
確かに口約束だからサインをしていない以上法的拘束力は発生しませんが、それにしてもいい加減な対応で当日は相当凹みました。僕が学生なので収入がないことがCreditチェックで引っかかったのか、単にアジア人に対する差別なのか本当の理由は知る由もありませんが、その翌日からもう一度0から物件探しを再開して、なんとかクリスマス前に息子の学校からは少し離れた別の一軒家を借りることができたのです。
家賃は同じくらいで家具なしという条件も似ていますが、今の家はもっと広くて緑に囲まれまくり!
学校から離れているといっても車で10分くらいの道のりなので、都心にもかなり近いSuburbです。小高い丘の上にあり、庭と外観はこんな感じ。
このドタバタのおかげでクリスマスはサービスアパートメントで過ごすハメになりましたが、きっと神様は僕らをこの家に住ませるために前の家をにしてくれたんだと思うことにしました。実際、家具や車やネットも揃って普通の生活ができるようになると「ホントにいい家が見つかったよね~」ってことを実感できます。
さて、前置きが長くなりましたが本題。
僕自身の学校は1月16日に始まってすでに3週間目に突入しているのですが、今日2月1日は我が家にとって特別な日、そう、息子の学校の初日でございました!
全てが未知の世界で右も左もわからないのは息子だけではなく親も同じで、色んな人に聞きながらIntermidiate(7、8年生)の新年度のセレモニーらしい場所にかろうじてたどり着いたんですが、そこで一つショックなことが。
英語で何を言っているかわからないであろう息子をサポートする立場の僕ですら、女の先生が生徒達に話している英語の3割程度しかわからないんです。
英語のリスニングは慣れの要素が大きく、初めて聞く声のトーンや口癖などが聞き慣れないうちは難しく感じるものですが、それを差し引いてもまだ完全に熟知していない「Kiwiな発音」が簡単な単語をことごとく壊して(?)くれるので文脈から推測することすら難しく感じます。
ではここで、ニュージーランド英語について今までニュースなんかを見ながら感じた標準英語との発音の違いを紹介してみたいと思います。これからニュージーランド生活で感じる文化の違いなども山のように出てくるはずなので、新テーマ「It's so Kiwi!!」を作りました。中にはニュージーランドに限らない話も出てくると思いますが、とにかく日本とニュージーランドで大きく違うトピックを拾ったらプチプチ掲載していきますのでお楽しみに!
ニュージーランド英語はオーストラリア英語と比較的近いと言われていますが、僕もオーストラリア英語にそれ程詳しいわけではないのでその辺りをコメント等で補足していただけると泣いて喜びます。
で、ニュージーランド英語と言えば顕著なのが母音の発音です。単純化してカタカナで表すと
標準英語 Kiwi英語(例)
エイ アイ (day:ダイ、mate:マイトゥ)
エ イ (next:ニクストゥ、bed:ビッドゥ)
アイ オイ (I:オイ、night:ノイトゥ)
イ ウ (trick:トゥリュック、mix:ムックス)
ヤ エ (cat:ケットゥ、have:ヘーヴ)
子音の発音って多少違ってても不思議とすぐに推測できるようになるんですが、母音が思ってもみなかった音に変化されるとかなりきっついんです。例えば
That's what I said.
が
ザッツ ワロイ スィッドゥ
になる感じ。
数字も悲惨で、1から10までKiwinglishで読み上げてみると
:これは同じ。
:これも同じ。
:これまた同じ。
:これもOK?なんだ、あんま違わないじゃん。
:フォイブ
:スックス
:スィヴン
:アイトゥ
:ノイン
:ティン
5から先は全滅じゃねーか・・・○| ̄|_
聞き取りはもう単純に量を聞くしかないので、テレビのローカル番組なんかをフル活用しながら耳を慣らしていこうと思います。
あともう一つ、肝心の息子の反応ですがある意味予想外でした。
僕の期待は「あんなにパパに教えてもらってたのに全然何言ってるかわかんないし、言いたいことも言えないよ~!」と泣きながら帰ってくることだったんですが(←ひどい親)、ニコニコしながら「結構楽しかったよ!」とのこと。
子供は親が思う程子供じゃないのかもしれませんね。嬉しいような、寂しいような。(笑
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