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「get+過去分詞」で受身形みたいな意味になりますが、そのような状態に「なる/する」という部分を特に強調したい場合はbe動詞ではなくgetを使うことができます。
・I'll get married next spring.
・He got so drunk last night.
上記の使い方はget better(回復して元気になる)など「get+形容詞」の感覚に近く、このテーマで最初に書いた「現在進行形と受身形」にて説明している使い方と似ていますね。
そしてもう一つ。
・We'd like to get this project started as soon as possible.
・Let's get it finished.
という使い方があります。上は「できるだけ早くこのプロジェクトはスタートしたいんです」、下は「さー、終わらせちゃおーぜ(会議など)」という意味で、「getと過去分詞」の間に目的語が入っているパターンです。
上の例だと「このプロジェクトをスタートされた状態にする」というニュアンスでしょうか?もっぱらstarted、finished、doneといった開始や終了に関係する動詞の過去分詞が使われます。
これに少し似ていますが「get ~ing」という表現もあります。慣用句として暗記した方がいいかもしれませんが、強引に解説すると「~をやっている状態(現在進行形)になる」という感じで、もっぱら「~し始める」といった意味になることが多いです。
・Shall we get going? -「そろそろ行こうか?」または「そろそろ始めようか?」
難しい単語を覚えてめったにない口に出す機会をうかがうよりも、簡単な単語を色んなバリエーションで使いこなす方が受験英語っぽくなくてCoolだと思います。
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