先日のフジロックでは『ラジオ頭』なるラジオ型のコスチュームを着用し、radioheadと同時刻・真裏のステージに登場、そして大胆・無礼にもradioheadの名曲「Paranoid Android」のカヴァーを披露し、本人たちも意外ほど、多数のベストアクト評価を獲得した、ヴォーカルもも(19)とアコーディオン小春(23)による姉妹デュオ、チャラン・ポ・ランタン。
そんな日本の”フェス荒らし”に出演の依頼をしてきた怖いモノ知らずのフェスは台湾の『ROCK IN TAICHUNG FESTIVAL』。しかし初の台湾でのステージで、彼女たちの事を知る人はモチロン皆無。
そこで彼女たちが用意した”飛び道具(反則技)”は台湾で有名なアニメソングのカヴァー。ない頭をひねり彼女たちが選んだのは、今年で1992年のアニメ放映開始より20周年を迎え、1993年生まれでもうすぐ20歳になるヴォーカル”もも”と同年代の『美少女戦士セーラームーン』の主題歌『ムーンライト伝説』。
台湾では『美少女戦士』というタイトルで人気を博したこのアニメ。ライヴ途中、ヴォーカルももがステージ袖で着がえを始め、このアニメの主人公”月野うさぎ”のコスプレをして再登場。会場に集まった台湾人の猛烈な歓迎・歓声の中、アコーディオンの音色と見事にマッチした『ムーンライト伝説』を熱唱。
日本の音楽を愛する親日家が多い事で知られる台湾だが、J-POPのイメージからはかけ離れた彼女たちのオリジナル曲も意外なほど受け入れられ、物販コーナーにも長蛇の列が出来るなど、台湾でも新規ファンを多数獲得。
コスプレアイドルと勘違いしたままファンになった人もいたが、初の台湾ライヴはひとまず大成功で幕を閉じ、6月に行ったカナダツアーに続き、世界にその音楽と洒落っ気が通用することを証明した。
そして9月12日に理由(わけ)あって2年ぶりの”ほぼ”ニューアルバム『つがいの歯車』をリリースするチャランポの、こちらも2年ぶりとなるミュージックビデオが完成。
タワーレコードスタッフの異例の猛烈推薦により「タワレコメン」に決定しているこの『つがいの歯車』に収録されている、2人のライヴに対する姿勢”命綱なし、これが私のサーカス。”が4分弱で表現された楽曲「空中ブランコ乗りのマリー」が映像化された。
CDジャケットと連動した世界観の中で撮影されたこのビデオは気鋭~大物アーティストの作品を多数手がけ、その独自の映像世界で知られる”スミス”氏が演出(監督)を担当。ひょんなことからチャランポのライヴを観、「彼女たちのビデオが撮りたい!」と名乗りを上げた、これまた怖いモノ知らずな監督。
そんな監督が作り上げた、「空中ブランコ乗りのマリー」のヒリヒリと危険な言葉とスリリングなサウンド、彼女たちの”命綱なし”を信条とするステージングとが見事に連動した異様で唯一無二な映像世界。この毒っ気とメルヘンが仲良く手をつないだこの作品はアルバム発売に先がけ、youtubeで公開中。
そんな日本の”フェス荒らし”に出演の依頼をしてきた怖いモノ知らずのフェスは台湾の『ROCK IN TAICHUNG FESTIVAL』。しかし初の台湾でのステージで、彼女たちの事を知る人はモチロン皆無。
そこで彼女たちが用意した”飛び道具(反則技)”は台湾で有名なアニメソングのカヴァー。ない頭をひねり彼女たちが選んだのは、今年で1992年のアニメ放映開始より20周年を迎え、1993年生まれでもうすぐ20歳になるヴォーカル”もも”と同年代の『美少女戦士セーラームーン』の主題歌『ムーンライト伝説』。
台湾では『美少女戦士』というタイトルで人気を博したこのアニメ。ライヴ途中、ヴォーカルももがステージ袖で着がえを始め、このアニメの主人公”月野うさぎ”のコスプレをして再登場。会場に集まった台湾人の猛烈な歓迎・歓声の中、アコーディオンの音色と見事にマッチした『ムーンライト伝説』を熱唱。
日本の音楽を愛する親日家が多い事で知られる台湾だが、J-POPのイメージからはかけ離れた彼女たちのオリジナル曲も意外なほど受け入れられ、物販コーナーにも長蛇の列が出来るなど、台湾でも新規ファンを多数獲得。
コスプレアイドルと勘違いしたままファンになった人もいたが、初の台湾ライヴはひとまず大成功で幕を閉じ、6月に行ったカナダツアーに続き、世界にその音楽と洒落っ気が通用することを証明した。
そして9月12日に理由(わけ)あって2年ぶりの”ほぼ”ニューアルバム『つがいの歯車』をリリースするチャランポの、こちらも2年ぶりとなるミュージックビデオが完成。
タワーレコードスタッフの異例の猛烈推薦により「タワレコメン」に決定しているこの『つがいの歯車』に収録されている、2人のライヴに対する姿勢”命綱なし、これが私のサーカス。”が4分弱で表現された楽曲「空中ブランコ乗りのマリー」が映像化された。
CDジャケットと連動した世界観の中で撮影されたこのビデオは気鋭~大物アーティストの作品を多数手がけ、その独自の映像世界で知られる”スミス”氏が演出(監督)を担当。ひょんなことからチャランポのライヴを観、「彼女たちのビデオが撮りたい!」と名乗りを上げた、これまた怖いモノ知らずな監督。
そんな監督が作り上げた、「空中ブランコ乗りのマリー」のヒリヒリと危険な言葉とスリリングなサウンド、彼女たちの”命綱なし”を信条とするステージングとが見事に連動した異様で唯一無二な映像世界。この毒っ気とメルヘンが仲良く手をつないだこの作品はアルバム発売に先がけ、youtubeで公開中。