先日、打合せの合間にスキージャンプの競技場に行って

きました。

札幌の中心街からも車で30分もかからない場所に程近く

並ぶ大倉山と宮の森のジャンプ台。度々近くは通ってい

たものの、競技場の中に入るのは初めてのこと。


札幌のジャンプ台といえば、何と言っても1972年の札幌

冬季オリンピックでの笠谷、金野、青地選手による70m
級ジャンプの金・銀・銅独占。子供ながらに感じた感激

と、日本全国に広がった興奮は、今でもはっきりと記憶

に残っています。私の中では歴代オリンピックのNo.1

ーン。宮の森のジャンプ台の脇には、その時の記のプ

レートがありました。往年の感動を想いおこしつつ、あ

れからもう40年もの月日が…などと感慨に耽ったり。

ジャンプ台のスケールとしてはやはり90m級の大倉山ジ

ャンプ台。まず長いエスカレーターでジャンプ台の着地

地点の高さまで登り、そこからは観覧席などは自由に観

覧できます。夕方のため止まっていましたが、選手が使

用するリフトにも乗れる様子。次回は是非、リフトで出

発点にも行ってみたいものです。


それにしても着地点から見るジャンプ台の壮観さ、美し

さに圧倒されるとともに、この台から飛び立つこと自体

の驚異を改めて感じました。長年スキーをしている私に

も、全くもってあり得ない世界。人間の能力の無限の可

能性を感じる場でもありました。

しかし私も何かに向かってジャンプする時期なのかなど

と、妙にリンクさせて感じてみたり…


はるか眼下には、札幌の街が美しく夕暮れに染まり始め

ていて、何とも印象的な光景が広がっていました。
maasaのブログ
  大倉山ジャンプ台

しばらくぶりのブログになりました。

初夏の札幌にて、様々な人と今後の活動の展望などを

打合せる日々です。


初夏とはいえ、朝夕は10度を軽く下回る肌寒さ。

逆に昼間は爽やかで、一年でも最も過ごしやすい時期

と感じます。


それにしてもここ二週間、部屋の窓のすぐ前にある柏

の木々が、毎朝見るたびに成長していく姿が、本当に

新鮮な驚きでした。

一日一日、目に見えて大きくなり葉を広げていく様子

は、自然の偉大さを改めて実感させられるとともに、

私も頑張らねばと感じずにはいられません。


数日前には、北海道ならではの春の蝉(おそらくはエ

ハルゼミ)がその柏の木で鳴き始め、この涼しさと

「蝉」のイメージのアンバランスに、不思議な感覚を

覚えました。


その蝉の声はその日一日のみでしたが、ヒグラシにも
似たその清清しい泣き声は、もう少し聴いていたい響

きでもありました。


こうして自然にも触発されつつ、日々新たな想いで前

進したいと思うこの頃です。

約二ヶ月ぶりに札幌に。

その間、大阪を拠点に幾つかのコンサートをはじめ久々に色々な

出来事、出会いの中で、様々なことを感じ、考えることができました。


今回の札幌では、今後の音楽活動の展開をじっくりと練る作業をす

るために、これまた様々な人たちと会い相談することになりそうです。

その流れによっては長い滞在になるかもしれません。


さて一昨日に新千歳空港に着いた時は、大阪との気温差15度。

予想以上の涼しさにやや戸惑いながらも、そこここに咲く桜に癒さ

れたり、関西とはかなり感覚の違う新鮮さを、今回もゆっくり満喫し

て、英気を養い、次のステップに向かいたいと思います。