岩崎夏海著
もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの「マネジメント」を読んだら
を遅ればせながら読んでみました。
内容は、新人女子マネージャーの主人公みなみと
野球部の仲間たちが、ドラッカーの「マネジメント」
を読んで、夏の甲子園を目指すという青春小説
実は昔、ドラッカーの「マネジメント」に挑戦したんですが
私には難解すぎて、よく解かりませんでした・・・
一方で、この 「もしドラ」 はタイトルからもわかるように
見た目もストーリーも所謂 ”萌え”系で、この難解な原作を
著者の柔軟な発想と手法で、読者に解かりやすく伝えた事が
今回のように幅広い層に受け入れられた原因だと想います。
作品の最後のエピローグで、キャプテンが報道関係者に
「甲子園では、どんな野球をしたいですか?」と問われて
「あなたは、どんな野球をしてもらいたいですか?」と逆質問する所に
感心しました。
これこそ「マーケティング」ですよね~勉強
さて私、著者の岩崎夏海さんって名前から勝手に
若い女性作家かな~って想っていました(笑)
あのAKB48も手がけたプロデューサーで
放送作家としても凄い経歴をお持ちのお方ヽ((◎д◎ ))ゝ
この作家なら、次の作品も期待出来そうで楽しみです