● 矢山式気功法の特色2!★『気』を見て鍼や漢方を考えたに違いない
矢山式気功基礎セミナー講師、矢山式気功アカデミー講師の内藤です。
矢山式気功アカデミー 『気の人間学』 のブログへお越しになていただきありがとうございます。
今から20年前に気功の大ブームが到来しました。
「気」は本当にあるのだろうか?
といった、「気」有りや無しやの時代から、「気」は普通にあるよ、と言える時代になりました。
ただし、20年前の気功ブームの負の遺産として、気功というと、「エイッヤー」といって飛ばすものといったイメージを持っておられる方がほとんどです。
気功は3,000種類以上あると一説には言われていますが、前回から3回にわたって、矢山式気功法の特色についてお伝えしています。
第2回目は、気功法を料理に例えて、矢山式気功の特色をお伝えしてまいります。
■矢山式気功の特色(2) 矢山利彦
漢方、鍼を追求し、東洋医学の構築システムを理解
西洋で捨ててしまった「気」(生命エネルギー)という概念が、東洋でよく生き残ってきたなと思います。
なぜ生き残ったかというと、それは、東洋医学の鍼や漢方が非常に効くという実例があるからです。
なぜ効くのかについては、科学的に少しずつデータは出ていますが、まだまだ未知の世界です。
その東洋医学の基本原理、説明原理として「気」が存在している ということです。
西洋医学の場合、この薬は誰が開発したとか、この手術は誰が考案したとかということがすべてわかっていて、理屈が通っています。
それゆえに新しい治療法が開発できます。西洋医学はシステムを構築する原理がみんなわかっています。
私は、東洋医学のシステムの構築方法がどうしても知りたくなりました。
「気」について本を読んでもまったくわからないため、実践するしかありませんでした。
知識としてわかっていても、実際にやってみるとまったく違うことは多々ありますが、「気」もそうです。
私は、それを
「気」の料理論
と言っています。
料理のレシピをいくら読んでも、実際にやってみないと美味しい料理はできません。
「これは自分でやるしかないな」ということで気功を始めたわけです。
最初は漢方を試し、次に自分の身体を使って鍼を試してみました。そうすると打ったところがとても調子よくなり、「確かに効く」ということを体験しました。
鍼で「響き」というのですが、ジ~ンと来たり、ズ~ンと来たり、「おお~来るなぁ~」という気の流れの感覚です。
そうしていくうちに、だんだん「気」というのは単なる説明ではないなと実感してくるわけです。
そして、「気」を取り入れたエクササイズを行いはじめました。
するとある時、手に何か「ポワ~ンポワ~ン」としたものを感じたのです。それが「気のボール」でした。
「おお!これが気か!」という感覚でした。
そのうちに、自分の身体の周りに気のボールを動かすことが出来るようになりました。
実はこれが「小周天」です。
また、ある時「小周天を達成できたら全ての病気が治る」と書かれている文献を見つけて、「これは研究しなければと!」と思い、徹底的にやりました。
そうしていくうちに鍼を考えた人、漢方薬を作った人たちと同じ世界に入っていけるようになり、
「彼らは、人間や草や木の『気』を見て、鍼や漢方を考えたに違いない」
と思うようになったのです。
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