野口英世賞「ノーベル賞級に」
6月3日(土)
本日小泉首相は、福島県の野口英世記念館を視察し、5月のガーナ訪問中に創設を表明した野口英世賞の賞金額について「1億円から2億円で、ノーベル賞に匹敵するものにしたい」と記者団に述べたそうだ。
この賞は、5月のガーナ訪問の途中、飛行機の中で考えついたという。
対象はアフリカで医療に携わり優れた業績を上げた国内外の人で、2年後に東京で開くアフリカ開発会議で第1回授賞式を行うそうだ。
その目的は大変素晴らしく結構なことです。
飛行機の中での思いつきもぜんぜんOK、突然の思い付きなどこの人にとって日常茶飯事ですから。
ただ、野口英世さんは医学的には何の成果も上げていない人ですし、海外では捏造学者という声もあるそうです。
戦前の国策で英雄になった人です、いえ別に国策でいくら英雄になろうと構わないのですが、本当に何の成果も上げていないのは問題でしょう。
紙幣に印刷されるのもまずいです。
紫式部を残して、紙幣は総入れ替えしてもらいたい。早く売国奴福沢諭吉を聖徳太子に戻したい。
だいたいにおいてノーベル賞級にですって。
まあ金額的にはでしょうけれど、ノーベルは自分の発明の使われ方を嘆いて私財をなげうったのですから、本当に人間らしい人です、野口さんと一緒にされちゃかわいそうです。
「嘘を百篇つけば本当になる」という悪癖がこの国に昔から根づいています。
別に野口さんに恨みも何もありませんが、この国の将来を思えば野口英世賞というのは大いに問題だと思います。
どうせなら竹中から100億円くらい貰ったと噂されているのだから、本当なら少し寄付して小泉賞を作った方が健全でよろしい。