ぎゃ…間違えて全公開してしまいました…。アメブロさんの規制で引っかからなければこのままにしておきますが、2は、一般記事では、書けないたぶんFC2で書くので、アメ限定となります
こんばんは
りおです

タイトルからして、わかるかと思いますがパロディです

本日のテーマ写真:
あら、この木ツリーにぴったり
「ちょっと!トクマン君とチュモさんでしょ?あなたたち、こんな事して、ただで済むと思っているの?キャー、離して、止めてよ、何するのよ!」
「ひぇぇ…どうか、医仙様お許しを」
よく知ったはずの弟的存在、トクマンからは、蚊の鳴くようなか細い声で、悲痛混じりの声が耳につく
チュモさんも必死の形相で、私を何とか抑え込もうとして、懐から用意した紐を取り出していた
ちょっと、どうなっているのよ
ヤダ、助けて、なんなのよ!
私は懸命に暴れるも、男たちの力に敵うわけがない。あっという間に手首を縛られて、口も声が出ないように紐を噛まされる
「こっ、これしか、てっ手がないから…」
おまけに、白い袋の外から、慌てた様子の、テマンさんらしき人の声も聞こえてくる
「首尾よくいったか?」
「はい、テジャン」
えっ、嘘
この声はチュンソクさん?
ちょっと、チュンソクさんまで?一体全体どうなっているのよ!!!
その日、屋敷でクリスマスの飾りつけをしていた私は、ウダルチの男たちに、いきなり捕えあげられ、白い大きな袋に詰め込まれたのだった

クリスマスのその日、部屋で一人飾りつけをしていた私
先日、山に行った時、モミの木に似た木を見つけたウンス。嬉しくなってチェヨンにねだり、それを持ち帰っていた
このツリーもどきの木が、無事に手に入ったから、後は可愛く、飾りつけをするだけね!
オーナメントはないけど、紙で作った輪飾りとか、紙風船をね…こうやって糸で止めていけば
ウンスはパンッと両手を合わせる
ほらっ、やっぱり可愛い
思った通りだわ
にっこりとほほ笑んではみたものの、完成したツリーを眺め、顎に両手をあて、ため息をついていた
はぁ…
ここ、しばらくの間、もう1週間ね。ヨンァとまったく口を聞いてない
せっかく二人のクリスマスなのに…このツリーで仲直りできるかなぁ…
だって、あの人ったら、本当にひどい!勝手に私の勤務時間を、短くするなんて決めちゃって
本人の私に、一言の相談もなく、人妻になったからって、何よそれ…ありえない…そんなの横暴すぎる
おまけに既にチョナや、叔母様にまで根回ししちゃって、私はそんな、特別待遇なんて受けたくない
あまりのムカつきに怒りを露わにするも…
夜遅くまで、男性医員たちと過ごすなど、この俺が許せるわけがなかろう、俺の気持ちも考えてくれとか言って
すっかり旦那面しちゃって
あの人は、一歩も譲らなかった
そうして、私たちはもう1週間も、言葉を交わしてなかった

「もう限界だ…。このままじゃ俺たちが殺される。訓練という名の八つ当たりだ」
「苛立ちの原因はやはり…」
「そうだ、間違いない、あの方だ。あの方、医仙殿への禁断症状だろう」
「何日目だ?」
「かれこれ、1週間になろうかと…。今回は口も聞いてもらえぬようで…トギの話だと、医仙殿もかなりご立腹のようだ」
「あっ、おっ、俺いい、あっ、”あいでぃあ”がある」
「なんだテマン?”あいでぃあ”とは、良策の事か?」
「その、おいら、トギから聞いたんだ…。その、天界には”くりっくりっくりっすます”って言うものあるって」
「くりっくりっくりすます?」
「そうだ、それには、”けえき”という物が必要らしい」
「”けえき”とは、どのような物だ?」
「その…情人達が、ちょうど今頃の時期の夜に…その…柔らかな物の上に、くりいむを載せて、食うらしい」
「情人達が、夜に食う?お前、馬鹿か、夜に食うと言えば、食うものは一つだろう」
「柔らかなものというのは…まさか…」
「夜に食う柔らかなものと言えば、それしかあるまい」
「では、くりむとは、どのようにすればよい。そのような物知らぬ」
「そういえば、くりいむとは、甘いエキスのようなものだと、前に医仙様が言っておったぞ」
「甘いエキスだと?」
「では、天界では、その…夜に…柔肌の上に、甘いエキスを乗せて、情人達が、それを食らうのか?」
「では、テホングンのお好きな、栗を煎じてとろみを付け、くりいむにして差し上げたらどうだ?」
「それだ、その策しかない」
「そうだな。それなら、きっと、テホングンのご機嫌もよくなろう」
「まぁ、あの方の苛々は、いわば医仙様への禁断症状。つまりは、欲求不満からくるようなものだ」
「医仙殿を食ろうて頂ければ、発作は収まろうというもの」
「おい、お前食うなどと人聞きが悪い…」
「馬鹿、鬼神と恐れられておるが、あの方も所詮は血気盛んな、若い男だ」
「で、いつ決行する?」
「早い方が良い、そうでないと、怪我人がこれ以上増えては…」
「では今宵、決行しよう。お前は、くりいむの準備を。トクマンと、チュモは医仙殿の確保を頼む」
「皆の者、手を抜くなよ。失態をとれば、かえって大変な事になる。慎重に事を進める様に準備せよ」
「しかし羨ましいなぁ、あのような、美しいお方を…その、くりいむを乗せて食う事ができるとは」
「ばっ、馬鹿そんな事、気軽に口走るな!万が一、テホングンに聞かれでもしたら、その場で斬り捨てられても文句はいえぬ」
その時、背後から寒気がするような、張りつめた空気が辺りを包む
「おい、お前たち何、油を売ってるんだ!そんな暇あるなら、俺が稽古の一つでもしてやろうか?」
気配を消してあらわれて、チェヨンの苛立ち、刺々しい雰囲気が、その言葉尻から既に漂いまくっていた…
隊員たちは、とばっちりを受けてはならぬと、一目散に蜘蛛の子を散らすように逃げ去っていった
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