ある二次小説の作家さんのブログで、プロジェクター(両親との思い出)とかを入れた、つまり迷いというか、チェヨンを思う気持ちだけではなく違う思いがあったからチェヨンのもとに帰れなかったというストーリーを書いている方がいらしゃって、おおすごい!!確かに!っと目からうろこでした。
ここでは私なりに違う解釈を書きたいと思います。これまた二番煎じで、過去1251年に行く運命だったという解釈をされている作家さんがいてその節もすごく納得して、ここでは自分なりのつじつま合わせのお話です。
テーマ写真:今ここにいる理由

-何故、私は今「ここ」にいるのか
ウンスは何度も何度もそれだけを考えていた。それだけがあの人の所に戻る糸口と思え、深い絶望と襲い掛かる恐怖に立ち向かうために、ただ、ただ、そうして過ごす事しかできしかなかったのだ。
あの日、あの時、あの人だけを助けたくて一心不乱に天門を再びくぐった。他の所に行ってしまう事など考えてもいなかった。
病院にいた記者のカバンを借りてあの人を救うために必要なものを詰めた。薬や手術道具、そして無意識に両親から届いたプロジェクターもその中に入れていた。
無我夢中でソウルを走った。あの人の所に戻る事だけを考え、あの人を助ける事だけを考え、あの人の命のともしびがどうか消えていないようにと胸が張り裂ける思いで再び天門をくぐった。
でも何かが狂ってしまった、何かを掛け違えたのだろうか。私はそう、今ここにいる…あの人がいないこの場所に
あの人の所に戻るためには何が必要だったのだろうか。あの人を思う気持ちが足りなかったのだろうか。死にかけているあの人を置いて遠くに来てしまった。
私の声は届かない
「そこにいるの?」
何度そう呟いても、静寂がウンスに襲いかかってくる。
「そこにいるの?」
本当は…本心は…「あなたは生きているの?」とそれだけがウンスの胸の中を占領していた。
その言葉を口にしてしまう事が怖くて、口にしてしまう事で、考えたくもないその事があたかも現実になってしまうかのように思われて決して言葉にすることができなかったのだ。
ここ1か月考えて、考えて、何とか納得できた結論はこうだ。
-私はここに来る運命だった
チェヨンを罠から助けたあの手紙。
ワンビママを助けたあの手紙。
あれはそう、「私は未来のあなた」と書かれていた私からの手紙。
「過去のあなた」ではなく確かに「私は未来のあなた」と書かれていたのだ。
過去から手紙を書いたウンスは「未来のウンス」つまりは今の私より時系列としては先を行っているウンスという事になる。
歴史の流れではこうなる。【新しい時代】2012年(現代)←1351年(チェヨンがいた時代)←1251年(今私がいる時代)【古い時代】
しかしながら、この100年前に飛ばされてしまった1251年の今の私は、1351年のチェヨンがいた時代の私の「未来」なのだ。決して過去ではなく「未来」。つまり、今の私は、チェヨンがいた時代の私の「未来の姿」を表している。
そうして出た結論がこれだ。
そう、今の私は、いるべくしてここにいるのだ。
チェヨンがいた現代に近い時代の私=「過去のウンス」で、今このさらに過去にいる今の私=「未来のウンス」。つまりは、私がここに来るべき運命だったということになる。
チェヨンと過ごした時代の私を救ってくれた「過去の時代にいたウンス」はそう、今ここにいる私なんだわ。私が今ここに存在しなければ、チェヨンがいた時代の私を助けることができなかったはずだ。
そうなると、チェヨンを罠から助ける事も、ワンビママを助ける事も出来ずどちらにしてもチェヨンを失っていた可能性がある。
歴史上の過去と未来と、タイムトラベラー上の過去と未来が逆になっているようだ。
これから私が、チェヨンがいた時代の、ライムトラベラー上の過去の私を救うためにメッセージを届けなくてはいけないんだわ。
物の流れはそうよね。チェヨンがいた時代1351年の私に手紙を届けるためには、さらに時代をさかのぼる必要がある。未来から過去に物を届けるのはタイムトラベルでもして未知なる力でもない限り不可能だけど、古い時代から新しい時代に物を届けるのはごく当たり前の流れでいわゆる歴史を刻めばいいだけ。
チェヨンがいた時代の過去の私を救うために私はここに来る運命だった。ひいてはチェヨンを救うために私はここに来る必要があった。
ではこの先は?
この先の運命はどうなっているの?
暗闇の中で、何か小さな、本当に小さな光を探しあててもまたすぐに暗闇が襲い掛かる。置かれている現実が、そして、いわれもない恐怖が、ウンスを大きくつつみこんだ
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ここでは私なりに違う解釈を書きたいと思います。これまた二番煎じで、過去1251年に行く運命だったという解釈をされている作家さんがいてその節もすごく納得して、ここでは自分なりのつじつま合わせのお話です。
テーマ写真:今ここにいる理由

-何故、私は今「ここ」にいるのか
ウンスは何度も何度もそれだけを考えていた。それだけがあの人の所に戻る糸口と思え、深い絶望と襲い掛かる恐怖に立ち向かうために、ただ、ただ、そうして過ごす事しかできしかなかったのだ。
あの日、あの時、あの人だけを助けたくて一心不乱に天門を再びくぐった。他の所に行ってしまう事など考えてもいなかった。
病院にいた記者のカバンを借りてあの人を救うために必要なものを詰めた。薬や手術道具、そして無意識に両親から届いたプロジェクターもその中に入れていた。
無我夢中でソウルを走った。あの人の所に戻る事だけを考え、あの人を助ける事だけを考え、あの人の命のともしびがどうか消えていないようにと胸が張り裂ける思いで再び天門をくぐった。
でも何かが狂ってしまった、何かを掛け違えたのだろうか。私はそう、今ここにいる…あの人がいないこの場所に
あの人の所に戻るためには何が必要だったのだろうか。あの人を思う気持ちが足りなかったのだろうか。死にかけているあの人を置いて遠くに来てしまった。
私の声は届かない
「そこにいるの?」
何度そう呟いても、静寂がウンスに襲いかかってくる。
「そこにいるの?」
本当は…本心は…「あなたは生きているの?」とそれだけがウンスの胸の中を占領していた。
その言葉を口にしてしまう事が怖くて、口にしてしまう事で、考えたくもないその事があたかも現実になってしまうかのように思われて決して言葉にすることができなかったのだ。
ここ1か月考えて、考えて、何とか納得できた結論はこうだ。
-私はここに来る運命だった
チェヨンを罠から助けたあの手紙。
ワンビママを助けたあの手紙。
あれはそう、「私は未来のあなた」と書かれていた私からの手紙。
「過去のあなた」ではなく確かに「私は未来のあなた」と書かれていたのだ。
過去から手紙を書いたウンスは「未来のウンス」つまりは今の私より時系列としては先を行っているウンスという事になる。
歴史の流れではこうなる。【新しい時代】2012年(現代)←1351年(チェヨンがいた時代)←1251年(今私がいる時代)【古い時代】
しかしながら、この100年前に飛ばされてしまった1251年の今の私は、1351年のチェヨンがいた時代の私の「未来」なのだ。決して過去ではなく「未来」。つまり、今の私は、チェヨンがいた時代の私の「未来の姿」を表している。
そうして出た結論がこれだ。
そう、今の私は、いるべくしてここにいるのだ。
チェヨンがいた現代に近い時代の私=「過去のウンス」で、今このさらに過去にいる今の私=「未来のウンス」。つまりは、私がここに来るべき運命だったということになる。
チェヨンと過ごした時代の私を救ってくれた「過去の時代にいたウンス」はそう、今ここにいる私なんだわ。私が今ここに存在しなければ、チェヨンがいた時代の私を助けることができなかったはずだ。
そうなると、チェヨンを罠から助ける事も、ワンビママを助ける事も出来ずどちらにしてもチェヨンを失っていた可能性がある。
歴史上の過去と未来と、タイムトラベラー上の過去と未来が逆になっているようだ。
これから私が、チェヨンがいた時代の、ライムトラベラー上の過去の私を救うためにメッセージを届けなくてはいけないんだわ。
物の流れはそうよね。チェヨンがいた時代1351年の私に手紙を届けるためには、さらに時代をさかのぼる必要がある。未来から過去に物を届けるのはタイムトラベルでもして未知なる力でもない限り不可能だけど、古い時代から新しい時代に物を届けるのはごく当たり前の流れでいわゆる歴史を刻めばいいだけ。
チェヨンがいた時代の過去の私を救うために私はここに来る運命だった。ひいてはチェヨンを救うために私はここに来る必要があった。
ではこの先は?
この先の運命はどうなっているの?
暗闇の中で、何か小さな、本当に小さな光を探しあててもまたすぐに暗闇が襲い掛かる。置かれている現実が、そして、いわれもない恐怖が、ウンスを大きくつつみこんだ
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