随分まえに
日本産婦人科医会の
下記のページを読んだのですが、
ブラックボックス化しているな…と
フクザツな気持ちに。
若い時期どれだけ骨密度が高くても閉経後何もせずに長生きすればするほど、いずれは骨粗鬆症を発症すると考えられます。
まずは目前の5,60歳代閉経後女性にSERMかエルデカルシトールを処方してみましょう。
これら2剤は、長期処方の安全性と効果とのバランスが良く、後に述べる副次的効果もあり大変お勧めです。
どんなに骨密度をあげておいても
閉経後の人生が伸びすぎました。
↑
なので、
「若い頃に骨の貯金をしましょう」
とか言ったって、
人生80年時代ではなく
閉経後の人生が50年、60年ある時代に
男性より華奢な骨しか持っていない女性が
薬なしにどうやって
健康寿命を延ばすのですか?
それは素人目にもわかるし
医師なら当然知っている筈です。
今までの
「若い頃に骨密度を最大にして・・・」
って言う指導は、時代遅れなのですよ。。
いくらカカトに刺激を与えたって
死ぬまで骨吸収が亢進し続けるのに
抗える程の効果はないと思います。
私は、私にエストラーナテープを出し渋った
婦人科医はやっぱりちょっとどーなのか?
と思います。。
骨粗しょう症というか、
アッサリ骨折しちゃうというか
認知症にかかるくらい、怖いですよ。
いや、認知症以上かもしれません。
だって骨折したら治ると思ったら
大間違いで、
場所が悪いとそのまま寝たきりとか
2度と自力で歩けなくなる事もあります。
↑
典型的には足の付け根の骨折・・・
これは本当に怖いと思います。
骨粗しょう症の腰骨の骨折も
スカスカになってしまっていて
いつ折れたかわからないほど
圧迫骨折していくわけです。
患者自身の無知で受診が遅れる事のないよう
閉経と骨密度の関係などを
知っていると違った人生になるかと
思います。
下記のお話は書籍で読んで衝撃を受けて
以前記事でも取り上げた事があります。
★閉経や更年期にオススメの書籍★
もっとも骨密度が低下しやすいのは閉経から最初の2年で、手足の骨は閉経して15年後から目立ってへるようになります。
いちばん親切な更年期の教科書【閉経完全マニュアル】kindle.P69
閉経前に予習というか、
閉経前後の方は知って得する情報が多いかと
思うので、良かったらどうぞ。
「閉経マニュアル」なんて
もう閉経したから不要かと
思いましたが甘かった。
むしろ、今、読まないとヤバい話でした
自分で勉強しておかないと
更年期専門外来にでも通院しない限り
婦人科医が何も知らなくて困る事があります。
この本は更年期や閉経時期に必ず役に立ちます。
ネットで検索するより、効率よく情報がまとまっています。
※注意:電子書籍で購入される方※
Amazonの説明欄に
※この商品は固定レイアウトで作成されており、
タブレットなど大きいディスプレイを
備えた端末で読むことに適しています。
とある為、
タブレットやPCで読む方なら問題ありませんが
それ以外の方は
紙の書籍での購入の方が読みやすいかと思います。
お読みいただきありがとうございました。