ルースパウダータイプ(粉末)
さらさらとしたパウダーでできているタイプの
ファンデーション
基本的にはツヤぽっく仕上げたいときにおすすめの
ベースアイテムです。
さらさらっとしているのが特徴であるように、
<配合成分>
無機顔料をベースにした着色剤+感触調整粉体
油分が入っていないので、お肌への付着力が弱く
化粧崩れしやすい。カバー力は比較的弱い。
その分、簡単な洗顔で落ち、
自然なツヤ感を出したい方や、
今日は薄化粧がいいという日にはオススメ
粉がメインなので、脂性肌の方が使えば、
分泌された皮脂を吸い取ってくれる働きも
期待できます。
プレストタイプ(固形)
粉を押し固めてできたファンデーション
こちらはマットなお肌を作るときにお勧めしたい
ベースアイテム。
カバー力はルースタイプよりも優れています。
<配合成分>
無機顔料をベースにした着色剤+感触調整粉体
+少量の油性成分
油性成分の配合理由
「つなぎ」の役割
持ち運びが容易な固形状になる
接着剤の役割
肌の上に粉がしっかりつくことで
耐水性があり、化粧崩れしにくい
一方で、伸びが悪く、均一に
伸ばすのが難しいのも特徴
プレストパウダータイプによく使われる
油性成分は
ミネラルオイル、水添ポリデセン、
リンゴ酸ジイソステアリル など
リキッドタイプ(液体)
液状のファンデーション
伸びが良く均一な色味をすばやく作れます。
<配合成分>
無機顔料をベースにした着色剤+感触調整粉体
に乳液やクリームで混ぜたもの
乳液やクリームベースに含まれる保湿剤や
油性成分によるスキンケア効果も多少あります。
油分が肌に広がることで、水を弾いたり無機顔料が
肌に密着します。
耐水性や化粧崩れのしにくさは
ルースパウダータイプとプレストタイプの間くらい。
プレスト>リキッド>ルースという順番
油っぽいギトギトやテカテカを避けるために
サラっとした感触が特徴のシリコーン油が
多用されています。
ファンデーションは仕上げたい肌イメージで
選ぶ方法もありますが、構成成分を理解し、
自分の肌質や肌悩み、用途から選ぶことも
おすすめです
コスメが読めると化粧品はもっとおもしろくなる
紫外線が気になる季節になってきましたね。
お楽しみに