【セミナーレポート】NOCOR(ノコア)新製品発表会 -妊娠期のお肌とコラーゲンについて- | 日本化粧品検定協会のブログ

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事務局が日々の活動を綴っています。

先日、当協会の会員向けに
『NOCOR(ノコア)の新製品発表会』
行われました。


楽天で高い支持を得ており、販売数15,000本を突破した
『アフターボディ トリートメントクリーム』の紹介と共に

 ・NOCOR(ノコア)のブランド立ち上げ背景
 ・妊娠期のお肌とコラーゲン
 ・ビタミンCの効果とビタミンC誘導体
  「FUNCOS C-IS」

について解説いただきました!

ブランド立ち上げ背景

妊娠線、シミや肝斑のような

「できてしまった肌悩みに対する、

アフターケアの製品が少ないことに着目し、
マーケットインの視点で
消費者が必要とするものを提供する


女性が密に悩んでいた美容コンプレックスに
          寄り添う商品を企画していくために


 NO COMPLEX ORGANICS” として
       ノコア<NOCOR>を立ち上げる。


肌へのやさしさを第一に9つの不使用成分を明記し、
原料、使用感、またパッケージにもこだわりを見せている。


・9つの不使用成分
界面活性剤・パラベン・アルコール・鉱物油・合成香料
合成着色料・動物性原料・紫外線吸収剤
サルフェート(硫酸塩)


妊娠期のお肌とコラーゲンについて
講師:蘆田 英珠医師(ジュエルクリニック恵比寿) 

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 ・妊娠期のお肌状態

妊娠期は頻繁に肌荒れがあり、
妊娠前よりも肌が乾燥している。
それに伴い、かゆみも増加傾向

特にホルモンのバランスが乱れやすく、
皮脂の分泌が増えるため
ニキビができてしまう可能性もある。

妊娠後のシミや肝斑については
ホルモンバランスが正常に戻ると消える
と言われているが、
紫外線を浴びたり、こすったりすると
シミが濃くなる可能性がある。

肝斑は発生しやすいのが30~40歳代の女性で、
症状がでるのは50歳代後半まで。
その後、閉経とともに薄くなったり、消えたりする
傾向にあるといわれている。

シミ予防に大切なこと
ホルモンバランスの整え紫外線予防・美白ケア


 ・妊娠線ができるメカニズム

1.皮膚の急激な伸び
赤ちゃんの成長と共に急激に皮膚が伸びるため
引っ張られる。

表皮は一緒に伸びることができるが、真皮以下は
伸びることができず、コラーゲン線維が裂け
肌表面にひび割れが起こる。

2.コラーゲン生成の妨げ
妊娠中はコルチコステロイドという
ホルモンの分泌が増加し、
ターンオーバーの乱れやコラーゲンの生成が抑えられ、
肌の弾力が通常より失われている。

妊娠線の予防に大切なこと
保湿・規則正しい生活・急激な体重変化を避ける


その他にもお医者様ならではのお話も聞きしました。

学会研究のコラーゲンの話
たるみのない肌を目指すために
フカヒレを食べたり、コラーゲンドリンクを飲むことで
コラーゲンが増えて、肌がぷるぷるになる
という話をする人もいますが
医学的には根拠はないと言われていました。

食べたものは全てアミノ酸に分解されるため
そのアミノ酸がコラーゲン生成しているか
どうかわからないためです。

しかし、10年くらい前からコラーゲンを摂取すると
体の中でアミノ酸になる一歩手前の
『コラーゲンペプチド』に分解されている
と言われはじめているそうです。

コラーゲンペプチドがコラーゲンの元になるのではないか
と考えられており、コラーゲンが増えているという
見解に変わってきているとのこと

美容医療の話
しわやたるみケアとして少し前まではコラーゲンを
注射している方もいたが、
現在の主流はヒアルロン酸注射

コラーゲン注射はアレルギー反応を起こす方がいるから
という理由です。

ヒアルロン酸注射の方が安全と言われておりますが、
蘆田 英珠先生のクリニックでは必ず、腕にテストをした上で
施術を行っているとのことです。

次回は
『アフターボディ トリートメントクリーム』と
こだわり成分の
ビタミンC誘導体「FUNCOS C-IS」のレポートを行います!