東京オペラプロデュース。
1975年設立だそうで今年で41年。
2014年10月26日、第94回定期公演。
新国立劇場での「戯れ言の饗宴」を見て参りました。
私は東京オペラプロデュース公演は5回目です。
シラノ・ド・ベルジュラック、フォルテュニオ、
ブリーカー街の聖女、修道院での結婚と戯れ言の饗宴。
指揮は昨年の「アンドレア・シェニエ」と同じ時任康文さん。
演出は、「シラノ・ド・ベルジュラックと同じ馬場紀雄さん。
出演者も4つの公演にも出てられる方が多く
上原さん、村田さん、鹿野さん、笠井さん、
保坂さん、小林さん、内田さんが分かりました。
前日の羽山さんは「アンドレア・シェニエ」
松村さんは。昨年の「マクベス」で聴かせて頂きました。
見覚えある方を発見できる、
そういう意味でも嬉しいものです。
物語は恐ろしい愛憎劇で
何でそこまでやるのと思ってしまうのですが、
「道化師」と同じヴェリズモのオペラなのだそうです
暴れ者から辱められ、暴力を受けた男性が
復讐に燃え、ついに思いを遂げられたとしても
さてさて、喜び達成感を得られのだろうか?
やはり、空しさが・・・でした。
悲しくてやりきれない
舞台装置は、
柱のような太い木のようなものが聳えていました。
それに蔓のようなものが這いついて
照明によってオドロオドロしさを出していました。
舞台は暗い感じがしていたのですが、
画像が、オペラ・エクスプレスに掲載されていて、
受けた印象と違っています。
写真だけだと楽しそうじゃないの
復讐というと、予告編だけでしたが
「柘榴坂の仇討」
長い年月、主君の為に仇討相手を探すという物語。
時代に取り残されそうな真直ぐな男性をどう演じられるか
見たいなと思いました。
まだ上映中でしょうか?
11月は映画館に行けそうにないので
TV放映を待ちたいです。
夏に見た「ラ・ボエーム」でも感じましたが
家具調度品、お衣裳もりっぱ。
さんはのお衣裳、お似合いで素敵でした。
髪はウエーブされていて
私には商人というよりも王子様に見えました
10月も今日で終わり。
一番上の大物の作品も、クリスマスツリーに変わるでしょう。
今年も素敵なイルミネーションを見られるといいなぁ