La Primavera のオペラに行かせて頂くのも今年で4度目。
今回は、33歳で亡くなったベッリーニ作曲の「NORMA」
許されない愛、三角関係、女同志の友情、
そして子供への愛情が描かれていました。
前奏曲から美しい曲が奏でられ、どれも素敵でした。
「清らかな女神」は、あのマリア・カラスも難曲と言っていたそうです。
Norma Casta Diva
ノルマ役の森田さん。
始まってしばらくは、こういうお声だったけ

後半は、女性としてでなく、母としての決意を表現する
力強い歌声で良かったです。
思わず泣けてしまう演技でした

5月の「マクベス」にも出演されていました。
ポリオーネ役の秋谷さん。
野性的な魅力ある容姿で、お声も力強いテノール。
二人の子供まで作らせたノルマを捨て、
若いアダルジーザに恋する身勝手なローマ人。
でもラストは、ノルマの気持ちに打たれて・・・。

アダルジーザ役の巌淵さん。
初めて見せて頂いた「イル トロヴァトーレ」では、
アズチェーナ役にあまりに圧倒されたので、
今回の愛らしい役には戸惑いましたが、
落ち着いたメゾでノルマとの友情を確かめ合う二重奏は素敵でした。
ノルマの父親 オロヴェーゾ役の大澤さん。
お姿から期待を裏切らない低いお声と存在感ある演技です。
音大出でなく、工学部卒だそうですよ

合唱は、男声女声合わせて30人?
女声の方が人数多く迫力ありました。



舞台上でも、終演後も確認できませんでした

火刑台に立つ、
恐ろしく悲しい場面でお話は終わりました


因みに、マリリン・モンローの本名は、NORMA JEANE

MARILYN MONROE
