サンライズ 第9スタジオ見学レポート | COROMO情報局

COROMO情報局

活動記録をつらつらと書きつねりますイベント、会議、etc.....

こんにちは、冬城です(^∇^)

㈱サンライズ第9スタジオ様
のご協力により、COROMOスタッフでサンライズ第9スタジオを見学いたしました(≡^∇^≡)

COROMO情報局-9スタ玄関
9スタ入口(バトスピのポスターがあります!)


上井草駅から北に徒歩5分ほど、とあるビルの2階と4階にサンライズ第9スタジオがあります。
こちらのスタジオでは『バトルスピリッツ ブレイヴ 』のアニメーションを制作しています。

今回の見学は第9スタジオの制作デスクの方に案内していただきました。
最初に2階を見学しました。この階は

作画・演出・彩色・制作スタッフのフロア
になっていました。

作画机にはたくさんの作画のためになる資料がありました(・∀・)

COROMO情報局-作画机
夢が紡がれる机上(ゴ○ラが目に入ります!)

こちらは演出さんの机です。
チェック中のカットのようです。

COROMO情報局
整然と並べてありますね。

・・・次は4階へ

この階は
作画のみのフロア
になっていました。

こちらはタップ穴開け器!
大判の作画用紙が必要になったとき等に使うそうです。

COROMO情報局
珍しい?特注のタップ穴開け(かなり高額らしいです。)

・・・2階に戻ります。

こちらが彩色をするスタッフの方のPCと欠かせないスキャナです。

COROMO情報局
目を凝らすと縁にタップが付いています(アニメスタジオならでは!)

こちらがバンクカット(繰り返し使うカット)の棚になります。

COROMO情報局-バンク
バンクを多様しているのですね(とても多いです!)

こちらが制作デスクの方の机です。
COROMO情報局-清水
COROMO情報局
トラックボールがあります(有機的な机ですね!)

スタジオ見学終了後
第9スタジオプロデューサーのプロデューサーの方
と合流し座談会を行いました。


 ○参加者の感想

冬城:
 参加者がさまざまな質問をしても丁寧に教えていただき、わからなかったことをたくさん知ることができて勉強になった。
 特にバンクカットを保管している場所を見ることができて、「バンクカットってどこでどのように管理されているのか」という疑問が解消できて良かった。
 プロデューサー、デスクの方のどちらもがおっしゃっていた「制作進行は担当する1話のプロデューサーである」という言葉が印象的でした。

mizyou:
 まず、今回のサンライズ第9スタジオの訪問は制作志望として大変貴重な経験となった。制作が中心となって、ひとつの作品がつくられる空間や現場の一端を垣間見れた気がする
 また、アニメーション制作スタジオという空間に共有されるスタッフ・クリエイターの意識や心遣い、思い…すべての「環境」が「作品」に投影され、結果としてアニメーションに結実するのだと改めて感じた。

 次に、こうしたアニメーションスタジオの見学、現場の方とお話しする機会はなかなか学生単体では出来ない経験・機会である。COROMOとして今後は、業界と志望者の窓口として様々な貢献ができれば幸いであろう。
 最後に、今回の訪問を快く受けていただけたサンライズ第9スタジオの制作デスクの方、プロデューサーの方には改めて感謝したいと思う。ありがとうございます。


若生:
 クリエイターと制作を管理する人がそれぞれの役割を果たし、うまく噛み合うことで素晴らしい作品が生まれて来るのだろうということを感じました。
 特に管理側には色々な人と上手に付き合える資質が求められるということが勉強になりました。
 まずは恋人を作ろうと思います。(笑)

黄:
 アニメーション制作会社は東京のオフィス街にスタジオを構え、最新鋭のPCと作業机でできている、と思っていました。しかし今回、サンライズさまの制作現場を見させて頂いて、そのイメージとのギャップに驚きました。
  まず、スタジオをマンションの二階に構えていること。
  そして、ずらっと並んだ机が一つ一つ個性的だったことです。
 私たちに夢を与えてくれるアニメーションは身近にあるマンションの一室からできている思うと、感動すると同時に親しみがわきました。
 
 快く見学を受け入れていただいた第9スタジオのスタッフの皆様、座談会に参加していただいたプロデューサー、デスクの方 、本当にありがとうございました。

―――――
文:冬城
写真:黄
編集:mizyou