ちょうど1年前です。私が産婦人科でたまたま受けたガン検診で、ついでに基礎体温表をちょっと見てもらったことがきっかけで、私の不妊治療が始まりました。
まさか、自分に原因があるなんて・・・
なかなかできないなあとは思っていたけど、医師の口から直接聞いた日はとってもとってもショックで・・・
その頃の記事はこちらをクリックしてね↓
検査の結果、私の不妊の原因は黄体機能不全でした・・・・
そこで、黄体機能を維持するためにhCG というホルモン注射をすることになりました。
hCGさえ使えれば、そんなにむずかしい不妊治療ではなさそうだったのに・・・・
私はこの注射の後、副作用で倒れてしまったのです。
その時の詳しい記事はこちらをクリックしてね↓
私はもう、
西洋医学で積極的に不妊治療をしていく
ということができなくなってしまいました。
せっかくやる気になった矢先なのに・・・
目の前がまっくらになりました・・・・・
それから1年。漢方や、生活習慣、食事など、赤ちゃんがきてくれそうなこと、人に聞いたり、本で読んだり、ネットで調べたりして、あれこれがんばってきました。
(よかったら「赤ちゃんほしい!」のテーマのブログ 、←クリックして読んでくださいね!たくさんあるけど・・・)
その努力のかいあってか、私は一度妊娠することができました。
とても幸せな気持ちでした。やっとできたと泣きました。
それでも、そんな幸せもつかの間、10週で赤ちゃんはお空に帰ってしまいました。
自分を責めて、もっともっと泣きました。
(流産を経験して思うこと ←流産後の私の思いはここをクリック)
こうして秋がやってきて、1年かあ・・・・
いろんなことがあったなあ・・・・
としみじみ思っています。
毎日かかさず基礎体温をつけて、毎月卵胞チェックに病院へ。
先生から指定される日に仲良しをし、2週間ほど期待して、
そしてリセット。
この繰り返し・・・・
途中から、心が元気なくなって、うつ状態になりました。
もう、なにも考えたくない!って
離婚しようとも思いました。
「私じゃなくて、元気な赤ちゃんが産める若い子と再婚してください。」って。
逃げたくなりました。
卵胞チェック、こう回数を繰り返していると、毎月あの検査のカメラを入れられて、ぐりぐり探されて、
「この日とこの日に」
って「仲良し」する日を決められて、したくなくても、しなくちゃだめな気がして、だんだん義務になってきて。
本来、愛しあうための、「仲良し」だったはずが、生殖行動としてとしか考えられなくなってきた自分がいて・・・
「仲良し」が、妊娠しなくちゃいけないっていうプレッシャーで、気持ちいいとか、その行為を楽しめるどころか、頭が冷静で、ぜんぜんのめり込めなくて、早く終わって欲しいとさえ思うようになりました。
嫌いになりました。
赤ちゃん待ちしてるくせに、「仲良し」が嫌いでは、どうしようもないのだけれど、今月、ほんとにだめで、先生から言われていた日にできませんでした。
おとつい、病院に行ったときに、フーナーテストもするはずだったのですが、「仲良し」しないまま行きました。
そして、先生に正直に今の気持ちを伝えました。
「妊娠したいと行って、こちらに通っているのに、こんなこと言って申し訳ないのですが、妊娠しなくちゃいけないっていうプレッシャーが強すぎて、夫婦生活(←仲良しのこと)自体がいやになってきてしまって・・・・」
そしたら、先生も無理しなくていいと言ってくださって、
「基礎体温はもう、次の生理が来て、10日後くらいまでつけなくてもかまいません。卵胞チェックも来月お休みしてもいいし。漢方を先の分まで多めに出しておきますね。」
と言ってくださいました。
来月、卵胞チェックに行かなくてよくなっただけで、私の気持ちはすっごく楽になりました。
病院に「不妊で通う」ということ自体、待合室でたくさんの妊婦さんといて、病院の至る所に貼られた「赤ちゃんの写真付き年賀状」などなど、つらいときにはつらいと感じてしまっていたし。
身体にいいことは続けてがんばるけど、とりあえず、1ヶ月、私、「赤ちゃん待ち」お休みします。
なにも考えないでいいことが、身体にプラスに作用して、自然にできてくれたらそれはそれでラッキーだし、しばらくお休みだよって自分に言い聞かせることで、ここ1年分の赤ちゃん待ちストレスから楽になれたら・・・と思います。
昨日からヨガに通い始めました。
1時間くらいしただけなのに、今日の朝、びっくりするくらいおしっこがでて、むくみがすっきりしました。
ほんとに不思議です。
他の人が帰った後、先生と個人的にお話できたので、聞いてみました。
「赤ちゃんがなかなかできないんです。ヨガがいいって聞いて今日から始めたんですけど・・・」って。
そしたら、「そうなんですよ、すごくいいんですよ」って教えてくださいました。
卵胞チェックでのタイミング法はお休みしますが、赤ちゃんがきてくれる体質に向けての努力はもちろん続けます。
今日の私の話は、人によっては「そんなことでどうする!?」「ほんとにほしいんならちゃんと毎月行くべき!」って思うかもしれませんね。気分を害された方がいらしたらごめんなさい。そんな方はスルーしてくださいね。
がんばれるときはがんばって。
でも、休むことも生きることだから・・・
またがんばれる自分を取り戻すために、ちょっとお休みします。
流産後、お休みなかったのも、まだ子宮にとっても心にとってもきつかったのかも。
でも、ブログは書きますね