自分の過去を振り返ってみて
あれがどうだったから、これがこうだったから
過去の何かのせいにするのは簡単だ。
過去の誰かのせいにするのも簡単だ。

だって。自分の中にある過去は、自分だけのもので

何も反論してこない。


何かのせいにして逃げようとしても

それが、何の解決策にもならなくて

結局は、現実から逃げることさえできないわけだけれども。


そんなことはわかっている。

ちゃんと、わかっている。


何をするわけでもなく

ただ、時間を過ごしていく。

そんな暇な時間が、ほしいのかもしれない。

贅沢な考えだ。

やはり、僕は何かに甘えているだけなのだ。

誰かに甘えたい、心は子供のままだ。

誰かにすがって大声で泣くことができたなら

きっと、僕は救われるのだろう。