19人から10人に減少のペルー大統領選候補者1対1の論戦、刑務所から参加の候補も | PERU day by day改めKansai day by day

PERU day by day改めKansai day by day

17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。


ペルーの大統領選・国会議員選挙を1週間後に控えた4月3日、大統領候補者10人の選挙論戦が開かれる。

2009年にガルシア政権下で閣僚会議議長(首相)を勤めた現職国会議員のジュウデ・シモンや国民的連帯のゲラ・ガルシア候補が立候補を取り下げて10人だけが残った。
その組み合わせは以下のとおり

ケイコ・フジモリの対戦相手はミゲル・ヒラリオという泡沫候補だが、海外の大学を出ている秀才だ。
面白いのはクチンスキー候補とフローレス・アラオス候補の70代対決。
人気急上昇中のベロニカ・メンドーサ候補は元大統領候補のトレド氏と激突。
さらに刑務所に24年の求刑があり、未決犯として拘留中の元カハマルカ知事、グレゴリオ・サントスは潔癖症でやはり左派のバレネチェア氏と激突。
サントス氏は2011年よりカハマルカ州知事を務めたが、コンガ地区の金鉱開発計画の反対運動を指揮、しかし収賄の容疑で逮捕され拘留中ながらも、2014年にはカハマルカ州知事選に立候補して得票率44%で当選。さらに2016年の大統領選に出馬している。
拘留中での知事職で彼は給料を受け取っていたのだろうか?
気になる、
今回は選挙論戦のために10時間だけ拘留を解かれ、厳戒警備の中テレビ論戦をすることになる・・


Alan García (Alianza Popular) versus Fernando Olivera (Frente Esperanza)

しかし、さらにガルシア候補に対してビールや携帯電話を贈与していた容疑に関して除外申請がなされ、特別選挙審査会リマセンターが審査を開始した。
なお、フジモリ氏の除外は、カジャオでのダンスイベントでの賞金を渡したのが、金銭授受にはならないとして却下された。

にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ
にほんブログ村