中規模のエルニーニョ現象と経済成長率1.5%予想と | PERU day by day改めKansai day by day

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17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。

国立エル・ニーニョ現象が研究所Estudio Nacional del Fenómeno El Niño (Enfen)が報告書を発表、暖かい海水塊、ケルビン波の到達により、ペルー沖の水温は高く保たれたままであり、エル・ニーニョ現象の与える影響は軽度のものから中度へ程度が高くなると予想している。


同機関は規模はわからないが、この現象が年末まで続く可能性に関しては否定していない。

http://elcomercio.pe/peru/pais/intensidad-nino-paso-leve-moderada-noticia-1809967

2月から4月にかけて見られたエルニーニョ現象でホタテ外輸出が1億2000万ドル120.000.000ドルの損失をこうむっている。
海水温の変化で水揚げはペリーコからイカやアメリカオオイカ(POTA)へ移行し、魚介類の缶詰や冷凍企業に影響が及ぶであろう。
またエルニーニョの影響でペルーの北部には多雨がみられている。

パシフィコ大学の経済学者のブルーノ・セミナリオによるとまた海水温の変化により、
農業生産力は2%落ち、農産品輸出に影響が起きるとし
今年度の経済成長率は1.5%にとどまると予想しているが、
問題は同現象自体ではなく、これにかかわるもの(政策など)が
原因だとしている。


http://elcomercio.pe/economia/peru/se-perjudican-envios-conchas-abanico-fenomeno-nino-noticia-1809577
http://www.larepublica.pe/08-05-2015/la-economia-peruana-solo-creceria-15-por-los-efectos-de-el-nino



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