音が飽和する! | 音楽制作coolmint-house代表のブログ

音が飽和する!

僕が12年間一度もかかさずに購読している、「Sound & Recored Magazine」

よさこい楽曲制作
毎号非常に勉強になります。

今月号の特集は、山下達郎さんでした。

新作のアルバム制作についてのお話でしたが、その中で

「ProTools(※音楽を制作するソフトの名前)は再生する度に音が変わる。だから、ミックスする時は必ずリスタートして、一度再生してその次が本番。」
(Sound & Recording Magazineより引用)

という言葉がありました。

これには凄く共感できました。

もうここまできたら、オカルトの世界と言われてましたが、実際に再生する度に音が違います。

僕は、また別のソフトを使って制作をしていますが、現象として似ていると思いました。

ミックスの時もそうですが、まだ曲を作っている段階でも、そのままずっと作業を続けているとだんだん音が飽和してくるよな感じになります。

あれ?こんなにごちゃごちゃしたアレンジにしたっけ??と思うときもあるくらいです。

その時は、一度リスタートしてもう一度聞き直すと。。。全く同じデータでも音の分離と粒立ちが良くなって躍動感ある感じで再生されます。リスタートする前とは全然音の雰囲気が違います。

パソコンもずっとしていると疲れてくるのですかね~。。汗

デジタルというと、アナログと違ってもの凄く正確なような気がしますが、全然違います。
かなりアバウトです。

最近はマシンスペックも上がって、かなり快適な環境で制作できるようになり、その恩恵は十分に受けていますが、時にこのようなアバウトな問題があったりします。

でも、人間っぽくていいちゃいいんですけどね!

日々パソコンと格闘です。笑