南信出張3日目。

 満足にお昼休みを取っていないので、長野に帰る途中、こちらでひと休みしました。

店頭

 阿智村駒場のピア近くにある「春木屋本店 栄松庵」さんです。

 老舗のお菓子屋さんですね。

店内1
店内2

 広い店内には無数のお菓子が…

 こんなに売れるとは!?

賞状

 額に飾られた賞状は、全国和生菓子大品評会で最優秀賞を受賞した時のもの。

 清内路に住んでいた私ですが、全然知らなかったアセ

ディスプレイ

 さて、同僚オススメのお菓子を買いましょう。

箱入り

 「栗まん十」です。

 20個入りが2,716円で、簡易包装にしていただいたら2,500円になりました。

 つまり、1個あたり125円(税込)で、箱代が税別200円ということ。

 15個入りが2,037円で10個入りが1,358円だから、それぞれ箱代が税別150円、100円でしょうか。

 計算合うかな。

 (ヒューンくるま。R

包装
 
 約3時間かけて長野に到着。

 さあ、食べますよ。

むいた

 おっ、皮がしっとりしている。

 まさに和生菓子。

 いただきます。

 (んがっ)

食べかけ

 んー、不思議な食感にこにこ

 栗の落雁の風味がして、餡は淡雪を踏みしめているかのようです。

 同僚がたとえて曰く「生落雁」

 なぁるほど。

 お茶が欲しくなる。

パンフ

 そして、このお菓子には古の伝説がありました。

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(以下パンフより)

 明治22年。京からの旅人・甚六は、夜も更け、腹もすき、金もなく、何軒かの農家に宿を乞うが断られて困っていた時、一軒の豆腐屋を訪ねた。

 主人は食事を与え、一週間ばかり泊めてやったので、恩返しにと菓子を作り、また作り方を教えて去ったが、あまりにもおいしい菓子に主人はこの菓子を、「栗まん十」と名づけ、以来今日の御菓子処「春木屋本店 栄松庵」となったのでございます。
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 ふーん、情けは人の為ならずかぁ…

看板

 このお菓子、栗菓子でありながら通年販売。

 しかも、賞味期限は7日間ですので、職場へのお土産にぴったり。

 週明けに同僚にお配りしたら、みなさん喜んでくださいました。

 オンラインショップでも購入できますので、ぜひ一度お試しください。

 他にはない食感ですよぉ。 (momo)

<春木屋本店 栄松庵>
住   所  長野県下伊那郡阿智村駒場243の1(地図
電話番号 0265-43-2878
営業時間 8:30~19:00
定 休 日  月1回、木曜日(水曜日になる場合あり)
ホームページ  http://www.harukiyahonten.com/